本ブログは2022年 JP_Stripes Advent Calendar 2022 の12/1分のエントリーです。
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2017年3月に立ち上がった、オンライン決済プラットフォーム Stripe のユーザーコミュニティ:JP_Stripes。その年から始まったJP_Stripes のアドベントカレンダーで、コミュニティの1年を毎年振り返ってきました。
- 2017年:JP_Stripes 初年度活動記(または、しましま団全国縦断記)
- 2018年:キャッシュレスをコミュニティで学ぶ -- JP_Stripes (または"しましま団")2年目の歩み
- 2019年:3年目のシマシマ団、3つのProgress
- 2020年:コロナ禍におけるJP_Stripes 活動奮戦記【2020年版】
- 2021年:5年目のシマシマ団、オンラインシフトの行方 -- 2021年のJP_Stripesアクティビティログ
そして、今回が6年目の振り返り、となります。
オフラインが戻ってきた!
一番のトピックはやはりこれかと思います。2020年、2021年と、オンラインのフォーマットやツールを色々トライしてきて、オンラインでの「情報発信・流通の型」みたいなものはできているのですが、コミュニティを支える大事な骨格である、参加者同士の「ヨコのつながり」を拡げるところは、やはり課題が残っていました。既につながりがある関係性であれば、オンラインでも維持、メンテできるのですが、新たな出会いを創るのはかなりハードルが高めです。そして、オンラインイベントが繰り返されていくと、発表者と聞き手の分断、聞き手同士の共有体験の(劇的な)減少、が深刻化していくことになりがちです。
オンラインにはもちろんその良さがあるのですが、コミュニティの熱量の維持、いや熱量を上げたり、発火させたりするところは、やはりオフラインの要素も欠かせないところです。そして、2019年の春頃から止まっていたオフライン開催が、今年ようやくリブート!
6月の札幌開催を皮切りに、7月には福岡(福岡は更に年内にもう一回開催)、10月には沖縄、そして11月には岡山、と着々と地方でのオフライン開催のリブートが進んでおります。
年明けには、更に宮崎、大阪、再び札幌でのオフライン開催も準備中で、徐々にではありますが、オフライン開催のペースが戻ってきています。今後も、オンラインの良さ(参加のしやすさ、幅広い層へのアクセスなど)も活かしつつ、オフライン開催のペースを上げていければと思います。
写真は、先日の岡山での久々の「角度12度」のシマシマ団のポーズ!
Connpassにお引越し!
そして、上記の札幌でのオフライン開催を機に、イベント告知・集客のプラットフォームをConnpassに引っ越ししました。理由としては、①オンライン・オフライン双方のイベント告知・運営を一つのプラットフォームでカンタンにできることと、②より多くの新規ユーザー(特にIT系、SaaS系の皆さん)の目にとまりやすい、というところですね。
徐々にグループ登録の方も増えてきておりますが、「見逃してた!」という方は、ぜひJP_Stripes のConnpass にご登録を!
5周年記念Week!
今年の3月は、JP_Stripes 発足後、満5歳を迎える! ということで、その週は毎日オンラインセッションを開催するという新たな試みを実施。こういう連日イベントを開催するパターンだと、オンラインで助けられる部分が多々ありますね!(間にオフラインを挟みたいところですが)
初日は、昨年末から開催されていた開発者ガイドコンテストの上位入賞者をお招きしてのAward Talk に始まり、他にも連日テーマを変えてランチタイムに JP_Stripes にまつわるいろんなトピックをお話させていただきました。下記にいくつかアーカイブも貼っておきますので、よろしければぜひご覧ください!
コミュニティのYouTuneチャンネルもお引越し!
そして、上記の5周年Weekの頃は、StripeのDeveloper チャンネルに間借りしていたJP_Stripes の動画配信ですが、夏以降にコミュニティ独自のチャンネルに移行を開始。現在のオンラインイベントなどは、こちらからの配信になっています。
最近のJP_Stripes のオンライン配信のアーカイブはコチラを。
そして、皆さんチャンネル登録もぜひ!
ローコード、ノーコードの波 Builder向けを明確に
もともと、DX(流行りのアレではなく、Developer eXperience の方)には高い評価のあるStripeですが、最近はいわゆるコードを書ける人(Coder)でなくても、簡単にサービス構築ができるローコード、ノーコード寄りの新機能やアップデートが増えてきています。
それに合わせて、ミートアップの内容も、ローコードやノーコードを活用してシステムたサービスを「組み上げる」人=Builderの方にフォーカスしたものも増えてきています。ミートアップの回ごとに、いわゆるDeveloper向けなのか、Builder向けなのかを意識してコンテンツを出し分けるようにしてきています。
例えば、下記のような内容で。
この回でも、Stripeと(サイボウズ社の)kintone の連携事例がでていましたが、こういうのは今年になって出てきた新しい流れかな、と思っています。
来年に向けても、こうしたBuilder 向けのコンテンツや事例が、もっと JP_Stripesで出てきそうですね。
あ、もちろんDeveloperな方向けのコンテンツも、StripeのDeveloper Adovocate である岡本さんがQiitaとかにガンガン上げてますので、ぜひこちらもチェックを!
What's Next?
オフライン開催できる環境がだいぶ戻ってきていますので、東京も含めて引き続きオフラインでのミートアップのリブートは進めつつ、タイムリーに情報発信・流通できる仕組みとして、オンラインの場も活用していくハイブリッドモデルで2023年は進めていく予定です。
オフラインのリブートや、新規開催を考えている方がいれば、ぜひお声がけください!
また、2019年にコロナ禍で開催を断念(一時延期)した全国規模のコミュニティイベントも、2023年には開催に向けてトライしたいと思っています。こちらも、力を貸してくれる皆さんを引き続き募っておりますので、ご興味ある方はぜひお声がけを―。