52番目の宿場町、草津まで到達しつつも、スゴロクのように振り出し(自宅)に戻ってから、再びゴールを目指すDay8~
Go West!
自宅での用事を済ませ、まずは新幹線で前々日に通過した名古屋まで戻ります。最寄り駅で自転車を組み立てて、JAWS Festa 会場の名古屋工業大学を目指します。
まもなく #jawsfesta 会場。 #tokaido53 pic.twitter.com/F7BcA32d01
— Hideki Ojima (@hide69oz) October 22, 2016
会場に着くと、イベントはもうスタートしていましたが、運営チームの皆さんがこんなサプライズを!
ありがとうございます! ゴールテープを切る機会なんてなかなかないですからね。BGMにはサライが欲しかったところです。
この日は、このまま自転車を講演会場や懇親会場にまで持ち込みましたが、BD-1の注目度は高かったですね! 最近はあまり乗っている人がいないのかな。
Re:Union! Good to see you again, Channy Yun - san and Korea UG team! #jawsfesta #jawsug pic.twitter.com/FhJc1s3LtN
— Hideki Ojima (@hide69oz) October 22, 2016
折りたためる自転車はいろいろ種類がありますが、ツーリングを考えるとBD-1(現:BIRDY)はかなりおススメですよ。
JAWS Festa当日の模様は、ブログにも書いたのでこちらで。
Final Deststination!
JAWS Festaの懇親会で、さんざん飲んだ翌朝、ドーミーインの朝食で小倉トーストを注入した後、新幹線で京都へ。そこから在来線で草津まで戻ります。1日インターバルがあったので、足もだいぶ回復していますが、アキレス腱のあたりに少し違和感もあり、足に負担をかけないようにゆっくりスタートします。
今朝はここから。東海道と中仙道の交差点、草津宿 #tokaido53 #52 pic.twitter.com/KtrxeIiKO5
— Hideki Ojima (@hide69oz) October 23, 2016
考えてみれば、草津は中山道と東海道の交差点でもあるわけですね。中山道もいつか走破してみたいですが、その時にはBD-1ではなく、ロードで行きたいです(笑)。
53番目の宿場町、大津まではほぼフラットな道。ですが、日曜日で交通量もそれなりにあるので、事故にならないよう気を付けながら1号線を進みます。
最後(53番目)の宿場町、大津宿。あとは京都を目指すのみ! #tokaido53 #53 pic.twitter.com/cWnVbjXDzJ
— Hideki Ojima (@hide69oz) October 23, 2016
大津は宿場の感じは残っていなくて、こちらの史跡のみ。さて、ここから一山超えたらいよいよ京都です。
山科を過ぎるあたりで、ついに「三条大橋」の文字が!
ついに三条大橋の文字が! #tokaido53 pic.twitter.com/yeCop9ofJr
— Hideki Ojima (@hide69oz) October 23, 2016
このころになると、自然と顔がニヤニヤしてきましたね。そして、ついに!
Yeaaaaah!!! This is the Final Destination! I did it! #tokaido53 #finaldedtination pic.twitter.com/Rqam9e6S7N
— Hideki Ojima (@hide69oz) October 23, 2016
前日、名古屋で盛大なゴールシーンを演出していただいたせいか、うれしい! という気持ちより、ほっとした気持ちのほうが大きかったですね。そして今回の旅も無事故、無違反でなにより。京都の地ビールで一人祝杯です。
まだこの日は半日残ってたので、自転車は宅急便で返送して、新幹線でふらりと神戸まで行ってきました。神戸での目当てはコレ。
How was it?
さて、約9日間(実走8日間)にわたり、東海道53次を自力踏破したわけですが、やってよかったか? と聞かれれば間違いなくやってよかったです。
時間にも追われ、観光や地元のものを味わうことも十分できなかったかもしれませんが、地方ごとの文化や人の違い、景色や経済状況などを肌感覚で取り込んでいくには、自転車旅はやはり一番です。車やバイクの旅だと、どうしても点と点をつなぐ感じになりますが、自転車旅はそれがずーっとつながっている感じ、とでも言いましょうか。海外の都市に行った時も、極力その土地を歩き回っていろんなインプットを得ることで「土地勘」を養うのが楽しかったりするのですが、そのインプットが何日も続くのは自分としてはとても面白い感覚があります。
また、箱根越えや鈴鹿越え、ナイトライドなど、体力的、気持ち的に厳しい状況下で、自分と対話しながら先に踏み出すところは、なにかプロジェクトやチームの運用にも似てますね。自分の中に複数の人格がいて励ましたり、NOを言ったりという感じで面白い。一人マギシステムです。
ただ、どうしても時間的、体力的に立ち寄れずパスしてしまったところがあるので、これはまた別の機会に訪ねたいです。
- 三島のうなぎ
- 由比宿の桜エビ
- 由比のキリンポイントを見下ろす薩埵峠展望台
- 藤枝・らぁ麺まるみの海老ラーメン
- 金谷の蒸気機関車(トーマス仕様)
- ヤマハ、スズキの本社ショールーム
- 知立の大あんまき
- あつみ蓬莱軒のひつまぶし
- スガキヤ(←どこかで入れるだろう、と思っていたら結局遭遇できず)
- 桑名の焼き蛤
- 京都・四条大宮の餃子の王将本店
ざっと挙げてもこれくらい(食べ物比率高い)。まだまだ旅のネタは尽きなさそうです。あ、BD-1にはBD-1の良さがありますが、これくらいのロングランなら機材選定も重要。次はロードですかね。
9日間の全行程は下記のとおり。
- Day1:日本橋~川崎宿(#0~#2):約20km
- Day2:川崎宿~小田原宿(#2~#9):約65km
- Day3:小田原宿~沼津宿(#9~#12):約40km
- Day4:沼津宿~掛川宿(#12~#26):約110km
- Day5:掛川宿~吉田宿(#26~#34):約70km
- Day6:吉田宿~桑名宿(#34~#42):約80km
- Day7:桑名宿~草津宿(#42~#52):約100km
- Day8:JAWS Festa参戦
- Day9:草津宿~三条大橋(#52~終点):約25km
総距離、約510km。ロードなら天気がよければ5日でいけるかも。ロード乗りの皆さん、どうですか?