間違いなく歴史の教科書に載る年になる2020年。コロナ禍をトリガーに予想しないことが起こる日々だったわけですが、そんなときでも人間腹が減る。ということで、あえて日常の記録的に、2020年に食した皿の数々から各月に記憶に残った一皿をログってみます。
1月:根室・タラバガニ内子
コロナの影響がまだ少なく、1月は長期北海道に出張に行っていたのですが、そこで出会ったのがコレ。
タラバガニの内子、です。根室の夜に出会った一品ですが、もちろんお初。タラバの内子は黒いというのに驚き、そのねっとりとした食感が冷えた日本酒と合いますよ。というわけで、根室に訪れたらぜひコチラのお店に。
2月:福岡・豚そば
ヌーラボの仕事の絡みもあり、福岡に行く頻度は高いのですが、2月にいつもいく中州の餃子専門店・雲宝亭にいった時に店を出たところにある「豚そば」の看板を発見。そのまま吸い込まれて食したのがコチラ。
いわゆる博多ラーメンとはまったく違うテイスト、というかこれまで食べたどのラーメンとも系統が違いつつも、そのうまさにいっぺんではまりました。最近、東京でも進出してきたようですが、博多に行った際はぜひコチラに。
3月:千葉(内房)・黄金アジフライ
前月(2月)に手に入れたばかりのバイク(BMW HP2 Sports) で出かけた房総ツーリングでの友人に勧められていったお店でのランチ。かなり大ぶりで、揚げ色も美しく「黄金アジフライ」の名にふさわしい一品。
房総方面にお出かけの際はおススメですよ
ちなみに、HP2 Sportsはこの右リアからのアングルが独特で気に入ってます。ただツーリングに行くには少々航続距離が短い(200Kmで給油必要)な感じ。
4月:北海道・宝永餃子(お取り寄せ)
これはお店で食べたのではなく、家で調理したのですが「お取り寄せ」ということでg紹介。4月から始まった、こちらの逸品餃子頒布会に参加しているのですが、
このサービスで初回に配布されたこの餃子が素晴らしいクオリティ!
こちらのサービスでは、毎月全国から様々なタイプの餃子を送ってくれて、どれもおいしくいただいているのですが、初回のこの餃子が自分には特に相性ピッタリだったようです。
現在、逸品餃子頒布会は新会員の募集はやっていないようですが、お取り寄せはコチラのお店のサイトからもできますよ。
5月:北九州・資さんうどんのもつ鍋(お取り寄せ)
このころになると、出張どころか、都内のオフィスに行くのも難しくなってきたわけですが、そこで増えてきたのがお取り寄せをウチで楽しむスタイル。北九州の資さんうどんといえば、その名の通りうどんが有名ですが、通販で見つけたのがコチラの「もつ鍋セット」。〆はとうぜん資さんうどんでいただけます。かまぼこにも「資」のマーク。
博多の専門店で食べるもつ鍋とはまた違った感じですが、モツもたっぷり入っていてなかなかオトクなセット。気になる方は、下記からお取り寄せできます。
6月:千葉(外房)・ネギマ(ネギとマグロのカマの煮付け)
密を避ける移動手段としてますますバイクを多用していたこのころ。天気の良い日に出かけた外房での逸品。メニューには「ネギマ」と書かれていますが、いわゆる焼き鳥のネギマではなく、大ぶりなマグロのカマの煮付けに、ネギがいいマッチング。
これに生卵をかけていただくのですが、ゴハンが進みすぎるので、ダイエット中の方はご注意を!
お店は安房の海岸線にあり、ドライブ、ツーリングに立ち寄るのにいいロケーションですよ。
7月:北海道(鶴居村)・エゾジカBBQ
7月は密を避けて(?)、北海道の道東エリアにワーケーションに行ってました。ちょうど当時の菅官房長官がワーケーションを推奨する記者会見をしたこともあって、ワーケーションの模様がジャパンタイムスに取材されたりもしました。
北海道のワーケーション中は、美味しいものが多くなかなか一つを選ぶのは難しいのですが、記憶に残ったのはコレ。インパクトありますよね。
エゾジカです。それもたくさんご用意いただいたものを、豪快にBBQでいただくスタイル。
ちなみに、この肉は現地のガイドの方に手配いただいたものなので、普通にはなかなか出会えないかもですが、鶴居村のホテルでも、かなりクオリティの高いエゾジカ料理を出してくれますよ。
写真のエゾジカステーキは、鶴居村のホテルTAITOのグリル&バーでいただけます。
8月:東京(六本木)・しらすバター丼
8月の、というより、今年の外食で最も多くリピートしたメニューがおそらくコレ。昨年末に六本木に引っ越しした土佐料理の店「しらす二万匹」で、〆に必ず出してもらうシラスバター丼。記録によると、8月も2回行っていたようです(笑)。
高知県産の新鮮なシラス(10月に高知の工場も見に行きましたが、まったく魚臭さがない、衛生的な生産ラインでした!)と、香り米として有名な仁井田米、そしてフランスのエシレバターのマッチングが素晴らしい逸品。シラスのアヒージョも一緒に頼んで、その出汁が出たオイルを最後に垂らすと更に味変します。
シラスにいい印象がない人も、ここのシラスを食べると考えが変わるはず。9人いれば貸し切りもできるので、ぜひ。
9月:東京(四谷)・ポークかつれつ
支援中のLINEのAIカンパニーが新宿のミライナから、四谷のコモレに移動したのに伴い、四谷に行く回数が増えました。となれば、自然とここにも足が向きますね。洋食の有名店・かつれつ四谷たけだのポークかつれつ。
有名店なのでいつも行列の印象でしたが、コロナ禍の影響か、比較的入りやすい日が多いようです(その代わりデリバリーのピックアップがひっきりなしに来ます)。なので、いままで行列であきらめていた人も、今ならチャンスかも。
10月:高知・ひろめ市場のカツオの漬け寿司
10月は好例の CLS高知【戻り鰹編】の参加で、これまた密を避けてバイクで高知まで行ってきました。
この時期はいわゆる戻り鰹の時期で、脂がのった美味しいカツオをタタキや、
皮付き刺し身でおいしくいただける時期なのですが、
今回、初めて出会ったのが、いわゆる「漬け」を使ったカツオの握り。いや、普通に鮮度の良い鰹が入るので、わざわざ漬けにする必要なんかないとこれまで思っていたのですが、これはあっという間にお皿がカラに。漬けにすることで、また旨味が増しますね。もちろん一緒にお酒も進みます。
#今年の高知 で食べたカツオの漬け寿司。うまかった。
— Hideki Ojima @ パラレルマーケター (@hide69oz) 2020年12月31日
来年の #CLS高知 でもまた出会いたい逸品。 pic.twitter.com/g8Oa7QXHgV
旬の鰹の漬け寿司、タイミングが良ければ、ひろめ市場のやいろ亭で出会えますよ。
11月:金沢・香箱ガニ
ちょうどSSTRというイベント絡みで金沢に行く日が「香箱ガニの解禁日」と聞けば、これは不可避な流れ。知人がお店を手配してくれたこともあり、お初の香箱ガニを堪能させていただきました!
カニ料理って、食事中(身を取り出すのに夢中になって)無言になることも多いのですが、香箱ガニはご覧の通り「あとは食べるだけ」状態で出されるので、イイですね。
今回お世話になったお店はコチラ。
ちなみに、今年のSSTRは例年のバイクではなく、諸事情によりクルマでの参加となりました。せっかくなので、SSTRゴールの千里浜で夕陽をバックにパチリ。
12月:東京(谷中)・「肉と日本酒」の特製牛丼
予約が取りづらい「肉と日本酒」ですが、今年もご縁があって、予約していただいた席に呼んでいただくことができました。このご時世なので、だいぶ定員を減らしての営業だったのですが、お肉の質と品ぞろえは相変わらずのハイクオリティ。
そんなこのお店で、いつも楽しみなのが特製の牛丼。高品質な肉を使っているので美味しくないはずがありません! 私は〆的にいただくことが多いのですが、今回も最後にいただきました。もちろん、生卵を添えて。
2021年も、ぜひ行きたいお店です。
【番外編】高知・チョンマゲの玉子焼きめし、バッフォーネのジェノベーゼ、ソライロの特塩うめラーメン
10月の高知では鰹を推しているのですが、その高知でどうしても紹介しておきたいのがコチラの3品。高知に来た人は、やはり鰹をはじめとする魚系に行かれる方も多いと思いますが、この3店は食材や調理法や素材には特に高知色はないのですが、このシンプルなメニューなのにリピートしちゃうウマさです。高知に行かれる際はぜひチェックをー。
さて、2021年は?
まだまだ行動が制限されている状況ではありますが、新しいお店や味に出会う楽しみは無くなりません。最近はお取り寄せやデリバリーも進化しているので、そうしたものも駆使しつつ、新しい出会いを楽しんでいく所存です。
でも現地主義なので、状況許せば、どんどん現地に行きますよ!