このブログはJP_Stripes Advent Calendar 2019 の1日目のブログです。
平成→令和へと時代の変わり目となった2019年、オンライン決済サービス Stripeのユーザーコミュニティ:JP_Stripes もその活動を大きく広げた1年だったといえるでしょう。毎年恒例になりつつありますが、アドベントカレンダー用のブログで、この1年の活動を振り返ってみたいと思います。
下記の画像は、各開催地の「ご当地ロゴ」一覧。こうしてロゴを並べてみるとずいぶんコミュニティが成長してきたなと感じますね。
JP_Stripes とは?
オンライン決済プラットフォームの米国企業・Stripeの日本におけるユーザーコミュニティとして2017年3月22日に最初のミートアップを開催。以来、全国の各都市に開催エリアを拡大しながら、活動を続けています。活動内容や、メンバー間の情報共有などは、こちらのFacebookグループにぜひご参加ください。
既存ユーザーの方だけが参加する、いわゆる「ユーザー会」とは異なり、サービスに興味がある人や利用検討中の人も参加も多いので、参加のハードルは低めです。その一方で、スピーカーは実際に利用しているユーザーの方が殆どなので、実際の運用方法や、課題に対する対処方法が聞けるのが良いところだと思います。
例えば、前回の東京開催では、ちょうど消費増税の実施直後ということもあり、Stripeを導入している各サービスで、どのような対応を行ったかを共有する実践的な内容でした。
togetter.comなので、キャッシュレス、サブスクリプション、SaaS等に興味がある方も、お気軽に参加いただければと思います。
ちなみに、Stripeは今年の大型調達でその企業価値が更に高まり、いわゆる「ユニコーン企業」を超える「デカコーン企業」として、その存在感を増しています。
Progress1:開催都市の拡大
コミュニティの拡大には、開催エリアの拡大は欠かせないものになります。今年も、各地のコミュニティリーダーの方々のサポートのおかげでエリア拡大を実現。
4月17日にキックオフがあった熊本からはじまり、仙台、島根、会津と続き、昨日11月30日がキックオフだったさいたままで、新たに6か所でJP_Stripesの開催がスタートしました。(来年2月には新たに金沢での開催も決まっています)
これにより、開催エリアは年初の12から18に、今年開催されたミートアップも昨日のさいたまで24回を数え、通算開催ミートアップ数も67回までに伸びています。
12月には、宮崎でも開催予定なので、最終的には2019年末までに通算開催数は68回になる予定です。
12月以降のJP_Stripes の開催スケジュールはコチラをチェック!
Progress2:初の全国イベント JP_Stripes Connect 2019 開催!
開催エリアを拡大するだけでなく、逆に全国のコミュニティメンバーが一か所に集まる全国イベント:JP_Stripes Connect 2019 を初めて開催できた年になりました。
キッカケは、2018年の秋ごろに、コミュニティメンバーの方からの「やってみよう!」という自発的な声からはじまり、会場や講師手配、ウェブサイトのデザインやイベントバナー、当日のオペレーションに至るまでコミュニティ主体で実施することが出来たのは、コミュニティにとって大きな前進だったと言えます。
声を上げてくれたメンバーに関西エリアの方々を多かったこともあり、開催場所は大阪で実施。ちょうどコミュニティ発足2周年と重なる3月23日に、約100名の方に参加いただき、セッションも3トラック構成で計27セッション、スピーカーはLTも含め30名近くになり多くのアウトプットがありました。当日は800を超えるツイートも。
こちらのツイートまとめからも、当日の熱気を感じていただけると思います。
常日頃、コミュニティマーケティングの文脈で、「自走するコミュニティ」が理想形の一つという事を言っているのですが、JP_Stripes もそのカタチに更に近づいたと感じています!
この全国イベントは、今回で終わりではなく、毎年開催する方向ですすめています。2020年は、4月18日(土)に東京で開催すべくメンバー間で準備中です。まずは、4月18日をSave the Date!
Progress3:FBグループ登録1,000名越え → ご当地ロゴ入り記念Tシャツ作成
開催地の拡大や、全国イベントの開催、日々のコンテンツアウトプットの結果、コミュニティ発足3年目にして、Facebookグループのメンバーが1,000名を超えました。これを記念して、開催各地の「ご当地ロゴ」を作成して、これを使ったTシャツを作成しています。デザインはバックプリントでこんな感じ。
めちゃくちゃ可愛い@StripeJapan さんのTシャツ on @hide69oz さん!このデザインは本当に凄い! #JP_Stripes うちもこんなかわいいのをデザインする方がいればなー…いないかな? #circlecijp pic.twitter.com/UlXGsNz4fX
— Natsumi (@natsumi_summer7) 2019年11月28日
このTシャツは
- 次回のJP_Stripes Connect までに開催する各ミートアップ参加者
- JP_Stripes Advent Calendar 2019 執筆者
にもれなく差し上げようと思っていますので、欲しい方はミートアップやアドベントカレンダーにぜひご参加を。 サイズは S / M / L / XL を取り揃えています!
番外編:Go_SaaS への取り組み
こちらは番外編として。Stripeでは、ID as a Service を提供するAuth0、DevOps環境を実現するCI/CDサービスを提供するCircleCIを共同で、日本でのSaaSやサブスクリプションビジネスの立ち上げを支援するGo_SaaS 三種の神器プログラムをこの6月に発表しました。
3社共同の記者会見に内容やプログラムの情報はこちらの記事やサイトでご覧いただけます。
enterprisezine.jpプログラムの適用を考えているISV、SaaS事業者の方向けのオンボーディングセミナーも2か月に1回のペースで開催中。次回開催は12月17日です。
そして、このプログラムを使ったサービスも続々とローンチ中。先日も、新たに利用開始をした事例についてプレスリリースで紹介しています。
で、このプログラムのポイントの一つが、3つのサービス(Auth0 / CircleCI / Stripe)全部にコミュニティが存在しており、日々多くの運用情報を得られるということ。こうした利用者の実践的な情報生成なくして、クラウド時代のサービス活用は難しいと思っています。現在は、各コミュニティの活動は個別に行われていますが、今後は各サービスの連動事例やデモなどで、スピーカーやコミュニティ間の交流も進むといいなと思っています。2020年は、こうしたインターコミュニティな活動が一つの目玉になるかもしれませんね。
Auth0、CircleCIのコミュニティについては、こちらをご参照ください。
- Auth0 コミュニティ ミートアップ情報:
- CircleCI コミュニティ ミートアップ情報:
というわけで、来年4年目のJP_Stripes の活動にも期待大です。キャッシュレス、サブスクリプション、SaaS、越境EC等にご興味ある方で、まだ参加したことが無い方は2020年はぜひご参加を! 全国のミートアップ会場でお待ちしています!