マーケティング、エバンジェリズム、ときどき旅。

ホントに自分がなりたいのはマーケターかエバンジェリストか、はたまた旅人なのかを徒然に書いていくブログです。

You Are What You Eat: Reloaded

年末年始に台湾行き(101のカウントダウン花火狙い)を目論んでいたのですが、これは雪山旅に変更に。いけないとなると、俄然台湾のおいしいものが頭をよぎり始めるわけですが、それ以外にも旅先でいろいろ食べたなー、と。ということで、今回は9月の北海道ツアー以降に主に海外の旅先で食したもので、記憶に残っているものをいくつか。

 

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台湾編

まずは台湾編から。実は、この10月に行ったのが初めての台湾だったのですが、ここはホントにおいしいものがたくさんありますね。その中でも個人的に響いたものをいくつかご紹介。

まずは「カラスミです。日本で食べるソレは、塩気が強いものが多い気がするのですが、台湾でいただいたカラスミはどこのお店のものも濃厚かつ塩気がそんなになく、良質なチーズを思わせる旨さ。当然ながら、お酒との相性抜群

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現地の人に連れて行ってもらった屋台的なお店で衝撃的な出会いをして以来、滞在中いくつかのお店でもいただきましたが、どれも抜群においしかったです。お土産で買ってこなかったのを後悔しています。これを食べるだけでも、行く価値あると思っています。

もう一つは、台北からわざわざ高鐵(台湾の新幹線)に乗って、高雄まで南下して食べに行った「サバヒー」。単なる魚のすり身のスープのはずですが、シンプルな中にも骨太な旨さ。食べたお店が、市場街にある大衆食堂のような場所だったのも旅愁をプラスして美味しさ倍増だったのかもしれませんが、これもまた食べに行きたい。

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お値段も100元くらいと、とってもお安いです。(新幹線代を考えるとアレですが)

高雄では、「マンゴーかき氷」も外せません。日本では高級果実であるマンゴーがふんだんに使われているふわふわのかき氷は鉄板。日本でも食べられなくはないでしょうが、値段を含めた感動度合でいうと、やはり高雄に軍配が上がりますね。(注:交通費を除く)

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書き出すとキリがないのですが、排骨、魯肉飯、線麺、点心も外せないところですね。

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あー、また台湾行きたい。次は胡椒餅にもトライしたいです。

アメリカ(東海岸)編

12月のアタマにフィラデルフィア~ニューヨークを旅したのですが、アメリカで間違いない食事といえばステーキ。今回も何軒かステーキハウスに伺いましたが、どこもハズレなく美味しくいただきました。

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が、ステーキの紹介ではあまりに普通なので、今回私的に大ヒットだったものをいくつか。

一つはフィイラデルフィアのステーキハウス(McCormick & Schmicks)でいただいたマグロの洋風おつまみ的な一品(品名は失念。。。)。写真もないのですが、ネットで探すとありました。たぶんコレですねー。

 

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サイコロ状に切られたマグロに、スパイシーなハラペニョベースっぽいソースを絡めて、チップスと一緒にいただくのですがこれがいいコンビネーション。

あと、このお店でいただいたビアカクテル「Black & Blue」。ギネスとBlue Moonのハイブリットなわけですが、予想以上にイケてました。途中まで完全にギネスなんですが、気が付くとBlue Moon。見た目もいい感じです。

 

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場所によっては「Black & Tan」とも言うそうで、そこそこメジャーなビアカクテルのようですが、私は初めての体験でした。これはキャンプや自宅でもできそうなので、日本でも再現してみようと思います。

ニューヨークでは、直前に仕入れた情報をもとに訪ねた1888年創業の老舗デリ、Katz' Delicatessenのパストラミサンド。

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出来立てのパストラミの塊からその場で厚切りしてくれるパストラミをアメリカンサイズに詰め込んだもので、それまでのパストラミに対する認識が一変する逸品。マスタードとの相性も素晴らしいです。

 

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このお店はパストラミだけでなく、コンビーフも出来立て(加工してすぐのもの)が提供されます。今度はコンビーフサンドもトライしないと。

もう一つは、いつもの定番的なお店ですが、ニューヨークのグランドセントラル駅にあるオイスターバー。ここでいただくマンハッタンクラムチャウダーは、シアトルのそれと違った味わいがあります。古いダイナー風な店のたたずまいと、店員のアメリカンな対応(笑)が旅気分を盛り上げます

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 もちろん、食事自体はおいしいのですが、この雰囲気コミのお味といえますね。

ロシア編

先日、久々にビザの必要な国に出かけてきました。日本から最も近い外国の一つ、ロシア。

stilldayone.hatenablog.jp

ここでは、メニューが全く読めないこともしばしばで、名前がわからない料理も多かったのですが、非常においしかったのが、このロシア風フィッシュスープ。

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スープというより、タラやサケ、野菜がふんだんに入っていて、完全に一人鍋状態の旨さ。日本人には響きます。このお店自体はウラジオストクでも100年以上の歴史のあるお店で、これ以外も伝統的なロシア料理がたくさんあります。ウラジオストクにお越しの際は、ぜひ。

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別のお店では、定番のボルシチもトライしました。日本で食べるのとちょっと違う感じですが、定番だけにおいしいです。

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が、付け合わせに出てくるヨーグルトと酸っぱ辛い野菜のピューレ的なものは、別で食べるのかスープに投入するのかが謎。少しスープの中に入れてみましたが、一体感はなかったので、おそらく箸休め的に、別でいただくものなんでしょうね。

あと、日本でカニコロッケというと、クリームソースのコロッケを想像しますが、こちらでいただいたのはいわゆるクラブケーキをコロッケにしたもの。この組み合わせは初めてだったのですが、なかなかイケます。

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ビールとの相性もよし。

その次に訪れたハバロフスクでは、夕食のときに、ついつい「日本風」居酒屋に入ったのですが、ここで出会ったのがこちらのサーモンロール。

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出てくるまで、勝手にサーモンは巻かれる具材のほうだと思っていたのですが、この発想はなかった。。。完全に予想が外れました。日本でもこういうサーモンロールってありましたっけ? あと、ガリも紅ショウガ風で斬新です。海外にいるときは、日本料理屋に行くことはほとんどないのですが、久々に入ったらやはりヤラレました。。。

 

ハバロフスクでは、最終日の朝食が宿泊費にインクルードされていたのですが、いわゆる「朝定食」的なもので、いろいろとチョイスすることはできず。テーブルに運ばれてきたのがコレ。

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豆腐(だと思われる)のソテーに、千切り野菜の酢漬け、甘いポテトケーキに酸っぱいヨーグルト添え、そしてパンのセットです。一つ一つはそんなに変な味でもないのですが、この組み合わせが謎です。私的には味の統一感がなかったのですが、これは定番朝食なのか、気になりますねー。

食って、その地域の文化が現れるものなので、できるだけ現地スタイルのものを食べるようにしています。台湾、アメリカ、ロシアは三者三様なスタイルで面白いです。ただ、魚の出汁が出ている食べ物はどこの料理でも日本人的には相性よしですね。アメリカは肉料理が鉄板ですが、オイスターやクラム等の貝系も捨てがたし。さて、次はどこへ何を食べに行こうかな。