一度で三つおいしい地方イベント
地方イベントでの講演は、このブログのテーマでもある「マーケター」「エバンジェリスト」「旅人」の3要素を一度に堪能できる場なので、結構好きです。人によっては、長距離の移動とかホテルでの宿泊などが苦痛の方もいるようですが、幸い自分はこうした仕事での移動や、ビジネスホテルでの宿泊でさえ、旅の一形態としてとらえられるので、これは人生を愉しく生きる上でのアドバンテージかなとさえ思うわけです。
直近の例でいうと、AWS Cloud Roadshowや、コミュニティイベント(JAWS-UGが主)の場合、もともと自分がマーケターとしてかかわった活動なので、それが意図通り動いているか、動いてないとするとどこが改善点か、を現場で直接フィードバックいただけるのはすごくありがたいですし、講演もそうですよね。同じセッションタイトルでも、オーディエンスの期待値やコンテキストによって、当然入り方や話のトピックスを変えて臨むわけで、それが思い通りに響いたかどうかを知るのはすごく参考になるわけです。こうした「現場で話す」場数が多ければ多いほど、マーケティングのセンサーも磨かれる感覚が自分にはあるので、チームにエバンジェリストがいて、自分がしゃべる必要がそんなにない時でも、割と積極的にプレゼンの機会は作るようにしてきました。この「マーケター」と「エバジェリズム」の両方を演じられる地方講演は、スキルアップにつながるいい場だと思ってます。
プレゼンに臨むときの自分なりのポイントみたいなものは、またどこかで言語化しておきたいと思います。
ドーミーイン
前述したように、ビジネスホテルの宿泊も全く苦にならないですけど、一つだけこだわりがあります。それは「大浴場」があること。これがあるだけで、リフレッシュされる度合いが全く変わりますよね。少なくとも自宅のお風呂では得られない解放感があり、これがいいんですよね。これだけでも元が取れた気なるわですが、朝風呂、それも露天だといつもと違った感じで朝からスタートダッシュが切れるので、むしろ東京よりもよいコンディションの時が多いです。で、大浴場、それも朝から入れる露天風呂があるビジネスホテルを選んでいくと、必然的にドーミーインになることが多くなるわけです。
私の周りでも、出張時に積極的にドーミーインを選択する人は多いように思います。お風呂だけでなく、どの都市のドーミーインでも、受付で冷たいおしぼりがでてきたり、夜泣きそば(ラーメン)サービスがあったり、マッサージ施設が完備されていたりと、一定のクオリティが担保されているので、初めていく地方でも基本的にはドーミーインから探します。
もちろん、海外出張の場合はまた違った指標があるわけですが、これはまた別の機会に。
レンタルバイクのススメ
出張翌日が休みの日だったりすると、レンタカーを借りて名所を回る、という人も多いかと思いますが、最近のマイブームはレンタルバイクでツーリング、です。ことしは沖縄、鹿児島、金沢でその機会に恵まれたのですが、いずれも天気がよくていい経験になりました。バイクのいいところは、移動時間そのものが楽しいところですかね。とくに沖縄で海沿いをクルージングしたり、金沢の千里浜でビーチの上を走る経験をしたりするのはプライスレスな感じでよかったです。
<沖縄:海中道路>
<鹿児島:開聞岳>
<石川:千里浜>
普段乗っているバイクとは違うタイプを借りるのが、また愉しいわけで。たとえば沖縄ではじめて乗って、アメリカンに開眼したり、NinjaやYZFのような最新バイクのストレスフリーさに感心したり、とバイクライフそのものにもいいインプットになっています。レンタカーもいいですが、二輪免許を持っている人はレンタルバイクも検討してみるといいとおもいます。金沢では、泊まってるホテルの近くまでバイクを「デリバリー」してくれるサービスもあり(もちろんピックアップも)、レンタカーよりさらにお手軽な感じでした。
ちなみにバイクは軽トラでこんな感じでデリバリーされてきます。
たとえば能登半島まで、東京から走りに行くことを思うと、お金もかかりますし、なにより時間も必要です(2泊3日くらいか)。出張先のレンタルバイクは、すこしばかりレンタルフィーが高くても、十分元は取れる体験になります。皆さんにも、おすすめしますが、知らない土地、慣れないバイクなので、ぜひSafty Rideで!