マーケティング、エバンジェリズム、ときどき旅。

ホントに自分がなりたいのはマーケターかエバンジェリストか、はたまた旅人なのかを徒然に書いていくブログです。

5年目のシマシマ団、オンラインシフトの行方 -- 2021年のJP_Stripesアクティビティログ

本ブログは2021年 Stripe Advent Calendar 2021 の12/2分のエントリーです。
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2017年3月に立ち上がった、オンライン決済プラットフォーム Stripe のユーザーコミュニティ:JP_Stripes。その年から始まったJP_Stripes のアドベントカレンダーで、コミュニティの1年の振り返りを毎年してきました。

そして、今回が5年目の振り返り、となります。

オンライン活用、リフトではなくシフトへ

昨年の振り返りで、実はこんなことを書いていたのですが、

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つまり、コロナ禍でオフラインでの勉強会ができなくなったからといって、オフラインでやっていた勉強会を単純にオンラインに移行するだけでなく、オンラインの良さを特徴を生かした運営にトライする、ということです。

そこで始めたのが、新しいシリーズ「Deep Dive」と「What's New」です。

■JP_Stripes Deep Dive

JP_Stripes Deep Diveというのは、Stripeが持っている様々なサービスから、毎回一つにフォーカスして、Stripe社員から機能紹介を深めにするのと、実際のユースケースをコミュニティメンバーが紹介して、利活用イメージを持ちやすくするセッションです。

内容についても、ある程度Stripeのことを知っている人向けと割り切り、JP_Stripes のFacebookグループ内への配信に限定しています。こんな感じで配信されますよ。

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JP_Stripes でのFacebook Live配信画面


Facebookグループへの配信は安定のStreamYardで! StreamYard、最近使っているコミュニティやイベントも増えてますが、私も2020年から結構「推して」マス。下記は、その推しブログ。

stilldayone.hatenablog.jp

 

■JP_Stripes What's New

一方で、JP_Stripes What's New は、直近でリリースされたサービスを、Stripeのナカの人が解説するセッション。時間も30分くらいでクイックにお伝えする内容にして、Deep Diveと同じくStremYard →  Facebook Live 配信。こんな感じで、ライブデモもお見せしながら新機能のご紹介をしています。

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ライブデモを実演中

Facebook グループ内でFacebook Liveを配信することのメリットの一つに、ライブ配信後そのままアーカイブになる、という点ですね。ライブで見逃した人もキャッチアップしやすい点にあります。もちろん質疑はライブでないと受けられないので、ライブで見る意味も十分にありますね。

What's New は、その内容からより多くの人に見てもらいたいという考えがあり、見逃し配信でもサクッとみられる(見る気になる)30分くらいのフォーマットにしています。

※見逃し配信例:JP_Stripes のFacebookグループ参加者の方は、コチラからアーカイブを確認できます。

 

ミートアップも地域軸からへトピック軸へ

一方、これまで各都市でオフラインで行ってきた勉強会は、2020年は各都市ごとにオンライン配信をトライしてきましたが、各地域ごとで配信環境を準備したりはそれなりに負担となるのがわかってきたので、配信環境は統合することで個々の負担を減らし、ミートアップの企画に専念するやり方にしています。

なので、JP_Stripes xx という風に、xxに東京とか福岡とか都市名が入っていた形態を一旦やめて、すべてJP_Stripes Online Meetup というカタチで運営しています。

運営母体は、各都市のJP_Stripes のリーダー層の皆さんの共同体のカタチにして、各ミートアップのオーナーも複数の都市のリーダーがトピックに合わせて合同で(この回は、東京のAさんと神戸のBさんで、という風に)行っています。

こちらのミートアップは、より多くの人に参加してほしい+インタラクションを多めにしたいという考えがあるので、申込はイベントサイトで広く受け付けて、参加はZoomでという形式です。告知はこんな感じ。

eventregist.com

また、コメントもTwitterで受け付けて、ログも広くアクセスできるカタチにしています。やはり、公開イベントとツイートまとめは相性いいですね。

togetter.com

 

まとめると、Deep Dive / What's New / Online Meetup はこの図のような関係性になります。

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こんなトライも

さらにこんなもやってみた、というところでは今年話題だったclubhouseですね。音声だけなので、カジュアルな場が作りやすいというメリットがあります。が、ログは残らないので、イベントツールとしてみると、その辺りは良し悪しは評価がわかれるところだとおもいます。

しかしながら、コミュニティにおける接触頻度をオンラインでも上げる方法としては、可能性があるツールだと思います。先日も、Stripe創立10周年(ちょうど日本法人も設立5周年だった)のタイミングで、こんなJP_Stripes on clubhouse放談をやってました。

www.clubhouse.com

 

また、StripeのワールドワイドでのカンファレンスであるStripe Sessionsが完全オンライン(一部は日本語字幕アリ)だったので、深夜にみんなで視聴しながら、日本語でツイートしていく、っていうのもやってました。#StripeSessions のツイートログを見ると、結構日本語勢が頑張っているのがわかりますね。

こういうのもオンライン時代の楽しみ方の一つかな、と。

twitter.com

コンテストでコンテンツ流通を加速

これは現在進行中の施策なのですが、コミュニティが産みだすコンテンツの流通をもっと加速して、価値あるものを共有していこう、ということでStripe Japan でも初となる「開発者ガイドコンテスト」を現在行っています。優秀賞は50万円! または1,800万円の取引決済までの手数料無料!と、Stripe初の日本でのコンテストながら、いきなり太っ腹な企画です。

とはいえ、一攫千金をあおりたいわけではなく、あくまで有益な情報にはきちんと対価を、という考え方なのでご理解いただければと。日ごろ、JP_Stripes の活動を通じて共有いただいている情報をドキュメント化して、より活用しやすい流れができることを目標にしています。詳細はコチラにて。

 

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〆切は12月末なので、結果がどうなるかはこれからなのですが、これもコミュニティ活性化の新たな施策として期待しています!

ついにコミュニティメンバーから「ナカの人」への流れが!

そして、Stripeのコミュニティ活動において、個人的に一番のハイライトがコレです。

AWSやkintone(サイボウズ)のコミュニティ回りだと、わりと初期のころからあった「コミュニティ転職」の流れ。活動が活発な(ベンダー系)コミュニティでは、その分野での能力が認められると、顧客間やパートナー間での転職、さらにはベンダー(AWSサイボウズ)への入社、という人的な流動性が高くなる傾向があると思っています。

私の古巣のAWSJAWS-UG でもそれは活発なのですが、ついにStripeでもそれが実現しました。京都、大阪、神戸のJP_Stripes を当初から盛り立てていただき、JP_Stripes の全国イベントである JP_Stripes Connect でも中心的な役割を担っていただいていた岡本さんが、今週からStripeの「ナカの人」に!

このあたりの経緯は、岡本さんご本人がブログにまとめてくれてますので、詳しくはコチラを!

zenn.dev

で、数字的にはどうだった?

わかりやすい数字で表現すると

  • ミートアップ数:10(Online Meetup:3 + Deep DIve:4+ What's New:3)
  • FBグループメンバー数:累計1,386(2021/01 - 11 で146名増加)

というところですね。

ミートアップも、フォーマットを増やすことで毎月何かしらのミートアップ開催を目指していましたが、ペース的には少し及ばず。その結果か、新規にFBグループに参加する人の伸びも、夏以降に鈍化しているのが見て取れます。

フォーマットを新しくするだけでなく、適切なケイデンスでやりきることの重要性を感じるわけですが、来年からは岡本さんという心強いメンバーがいますので、ペースを上げてやっていきたいなと思います。

 

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2021/01/01 - 2021/12/01 のメンバー増加数

What's Next?

ということで、2021年で固めた Deep Dive / What's New / Online Meetup のフォーマットの開催頻度を上げつつ(エンジンは2台体制になったのでできるはず!)、コロナ禍のおさまり具合と相談しつつ、オフラインのミートアップも再開していきたいと思います。しばらく開催できていない、全国イベント(JP_Stripes Connect)も2022年こそは、何らかのカタチで開催したいですね。

JP_Stripes の活動を通じてやりたいのは、ミートアップのフォーマットを増やすことではなく、コミュニティを通じてアウトプットが増えて、その情報を必要としている人により多く届くようにする、というところなので、その本質を見失うことなく、でも新しいトライもしていこうと思います。

2022年も、皆さんのお力を貸してください!

power of the community、またはおいしい味噌汁は如何にして作られるか?

おいしい味噌汁、皆さん大好きですよね。でも誰がどう作っても、必ず美味しくなるというわけではない。おいしくなるには理由があるわけです。

いいコミュニティを創ったり、コミュニティの力を引き出すのも、それと同じですよ、というハナシを高知でしてきましたので、その振り返り的なブログを。

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※ちなみに、私は素揚げのナスを使った味噌汁が好きです。下記で高知=カツオのイメージ全開にしてますが、ナスも高知が生産高一番!

www.kochike.pref.kochi.lg.jp


コミュニティリーダーが高知に集う!

カツオといえば高知、ですが、その高知に初鰹(5月)、戻り鰹(10月)という旬の時期に、コミュニティを運営したりリードしたりしている人たちが集まるコミュニティリーダーズサミット in 高知(以下、CLS高知)というイベントがあります。今年で4年目、そして10月16日に通算8回目を迎えたわけですが、緊急事態宣言やマンボウ明けというタイミングもあり、ハイブリッド開催ながらも高知の会場には県内外から50名近い方々が集まって(オンラインを含めると100名以上のエントリー)開催できました。

eventregist.com

本編の前にも、ワーケーション企画があったり、本編後にも大人の遠足企画があったりと、長い人だとまるっと5日間くらい高知に滞在して、コミュニティについて(カツオを食べながら)あれこれ語ったり、企んだりしています。人呼んで「コミュニティ合宿」状態

power of the community =「コミュニティの力」とは?

今回は、Code for Japan武貞さんAsana Japan / CMKT長橋さんとともにコミュニティの力とは何か? それはどう作られるのか? について語るセッションを担当しました。

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コミュニティに関わっている人ですと、いろんなシーンで「コミュニティの力」的なものを感じることがあると思います。しかしながら、その力が何であるかについては人によって理解に結構差があるのではないでしょうか? このセッションは、そんな「コミュ二ティの力」の正体や、それが生まれるメカニズム的なところを、コミュニティ最前線なお二人と紐解き、解像度を上げていくことで、コミュニティとのかかわりをもっと上手にできる助けになれれば、、、ということでセットしたものです。

で、そもそも「コミュティの力」とは何か?ですが、これには大きく以下の2方向があると思っています

  • 個人を束ねてより大きな力にする
  • コミュニティによって個人の力(信頼、能力)が強化される

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皆さんは、どちらの視点でとらえていましたか?

ビジネスでコミュニティを運営する人は、前者=束ねてより大きな力にする方向で捉える人が多いかと思います。一方で、コミュニティに参加したり登壇したりすることで、個人の信頼貯金が増えたり、自分や他のメンバーの能力に気づかされたり(「外のモノサシ」効果)することもあるかと思いますが、これは後者の視点ですね。

では、長橋さん、武貞さんは、どちらの視点で「コミュニティの力」を見ているのか?

1+1+1=10!

長橋さんがセッションの中で紹介してくれたのが、この式。算数的には正しくないですが、コミュニティ的には「あるある」と感じる人も多いのではと思います。要は3人の力が、コミュニティというケミストリーを起こす媒体を通すことで、3ではなく10に増幅される、というものです。ただし、もちろんどんな人でも3人集めれば10の力になるわけではない、そのケミストリーを起こすために重要なポイントとして紹介してくれたのが、①Delight、②Spotlight、③Co-createの3ステップです。

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①のDelightは、コミュニティに参加してくれた時に暖かく迎えること、具体的にはAsanaのコミュニティでは単にメッセージを送るだけでなく、Welcome Kit 的にSWAGを送ったり、大き目のイベントの前にもスペシャルなプレゼントを用意したりするそうです。ここでのポイントは、全員に対して行われる、ということですね。

で、Delightされた人たちの中で、貢献度の高い人を脚光をあてるのが②のSpotlight。コミュニティメンバーの活動を、他の人にも見えるカタチで賞賛、感謝するステップです。これは機会はメンバー全体に平等に提供されつつも、脚光を浴びるのは成果をあげたり貢献度が高かったりする人たちに絞られるのが①との大きな違いとなります。Asanaでは、動画コンテストやマイタスク選手権(←タスク管理ツールのコミュニティならでは!)等の活動からSpotlightの対象者を選定したりしているとのこと。

この絞り込み、選定の基準やプロセスが公正、透明であることが重要で、そうすることでSpotlightを浴びたメンバーが、他の参加者にとってのロールモデルになる=そのポジションを目指すフォロワーを生み出す、という流れができてきます。影響力の連鎖ができるとも言えますね。この連鎖により、1+1+1=10を達成する素地も作られるわけです。

そして最後の③Co-Creation。コミュニティにロールモデル、フォロワーの構図がができることで生まれる影響力の連鎖を、コミュニティの胴元であるビジネスサイド(長橋さんの例だとAsana)がコミュニティ運営や提供製品、サービスの改善に活かしていく流れです。

Asanaでは具体的に、コミュニティメンバーからコミュニティ運営の改善点や新しいイベントフォーマットについてフィードバックをもらったら積極的に取り入れてみたり、Asanaのサービス自体の機能改善やUX向上にもコミュニティメンバーに意見を聞いて取り入れていくサイクルを作っているそうです。こうしてコミュニティから出たいろんなアクションが、コミュニティそのものや、コミュニティの核となるサービスの強化に取り入れられ、メンバーに還流されるフィードバックループができることで、1+1+1=10に近づいていくのです。

コミュニティの声を製品やサービス改善に取り入れるフィードバックループの構築は、ビジネスサイドにとっては、1+1+1=10を達成するカギとも言えますが、コミュニティだけ作っても、製品開発、事業開発側にフィードバックループを回せる仕組みがないと絵にかいた餅になりがちです。実際そうなっている組織や事業も沢山見てきています。

1+1+1=10の実現のためには、製品開発、事業開発サイドも、コミュニティ活動にコミットが無いといけないことになりますね。(で、Asanaはそれが実践できているということでしょうし、私が所属していたAWS等もちゃんとフィードバックループができている事業の一つだと思います)

コミュニティ施策をビジネスで最大限に活かすには、より高い視点でのコミュニティへのコミットメントが必要になることが、このことからもわかるかと思います。

Ask not why nobody is doing this. You are the "nobody"=自分ゴト化

一方で、コミュニティのメンバーに「自分ゴト化」してもらうことが、「コミュニティの力」を生み出すというを話をしてくれたのがCode for Japanの武貞さん。

Code for Japan は製品やファンコミュニティと異なり、CivicTechという社会課題に関心がある方が参加するというカタチなので、メンバーのベクトル合わせ自体はかなりしやすい素地がありそうです。実際、Code for Japan の行動規約:Code of Condact では、前述した「リーダーとフォロワー」という関係性よりは、お互いがリスペクトし、オーナーシップ(主体性)をもってコミュニティに貢献する、という世界観が書かれています。そうした「自分ゴト化」できるメンバーが増えれば、コミュニティの持つ影響力や力は増大しやすそうですね。

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コロナ禍前は、Code for Japan のSlackの登録者数は400名程度だったのが、コロナ禍でやるべきこと、かかわるべきことが多くなったことで、一気に5,000名を超えるまでに成長したそうなのですが、自分ゴト化しやすい人が10倍以上に増えたら、これこそ「コミュニティの力」も爆発的に拡大することは間違いないでしょう。

皆さんも記憶に新しい、東京都での新型コロナウイルス感染症対策サイトのCodeが、瞬く間に各県のサイトに展開されるというピーク性のあるプロジェクトに対応できたのも、こうした「自分ゴト化」ができるコミュニティメンバーが多くいらっしゃった証拠であるといえますね。

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そして、コミュニティメンバーに「自分ゴト化」を促すコトバとしてよく使われているのが台湾のCivicTechコミュニティ:g0v のスローガンである「Ask not why nobody is doing this. You are the "nobody"」です。

Code for Japanの代表理事である関さんの訳によると、「誰もその課題を解決しないと嘆くならば、あなたが最初に始める「誰」になれば良いじゃないか」ということになりますが、こういう思いを共有しているコミュニティの力は強くなりますよね。

おいしい味噌汁になるために

もう一つ、武貞さんがほっこりするスライドでご紹介してくれたのが、味噌汁理論です。

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これは、Code for AIZUの藤井さんが提唱している「(CivicTech的活動における)コミュニティは作るものではなく、エネルギーの流れから浮かび上がってくるもの」を、もっとわかりやすく、味噌汁にたとえた理論とのことで、いただいた内容をそのまま記載すると、

「味噌汁が温かいとき、表面に模様(構造)ができますが、冷めると味噌とダシが分離」する(散逸構造論)
「みんな同じ」を志向してはダメで、差異の存在が構造を成立させる(=コミュニティの駆動力)、自己組織化のメカニズムが重要。

とのこと。

私なりに理解すると、個々のメンバー(具材や味噌やダシ)がどんなに良くても、コミュニティの熱量やお互いのかかわりが削がれてしまうと(冷めてしまうと)、コミュニティの分裂、弱体化につながるということかと。そのために、味噌汁が冷めないようにするのと同じように、コミュニティの熱量を上げたり保温したり、メンバー間のかかわりが絶えないようにファシリテーションすることが大事なんだと思います。それこそが、いわゆるコミュニティマネージャーや、ファシリテーターに求められる重要な役割の一つといえるでしょうね。

あと、”「みんな同じ」は強い構造にならない”とはいえ、Code of Conduct や後述するコミュニティの「旗」に同意するという一定の方向性は必要なんだと思います。

味噌汁にたとえると、味の方向性が合わないものは、どんなにあっためてもおいしくはならないのと似ていますね。味噌汁にマヨネーズやソースを入れる方はあまりいないはず。違っていればいい、というのではなく、一定の(味の)方向性が必要で、コミュニティもまさにそうだな、と。

ちなみに、あまり入れないかもしれないですが、味噌汁にトマトやケチャップを入れると更においしくなりますので、お試しを! 方向性というのは和風、洋風というふうに簡単には分けられない好例ですね。

実はトマトも高知がメッカですね。いろんな種類がありますがどれも濃厚でおススメです。初めからピューレやソースになっていると料理にも使いやすいですが、それなら人口5000人のとまと村・日高村のコチラがおススメです。

hidakawanowakai.shop-pro.jp

とはいえ、コミュニティには「旗」が重要

お二人に共通しているのは。コミュニティ全体の力を増幅するには、参加している個々人への注力が重要ということが挙げられます。

一方で、増え続けるコミュニティメンバー全員に、運営側がいつまでも寄り添い続けることはできないので、それぞれのロールモデルや関与すべきプロジェクトを見つけ、自分ゴト化が促されることで、メンバーが自走化していく、という構図も似ています。

その際、自走が暴走にならないようにするために必要なのが、このコミュニティは何のための存在しているか、何を目標としているか、という「旗」の存在です。

お二人のお話から、「コミュニティの力」を生み出すメカニズムやHow To について気づきを得られたかとい思いますが、その大前提として、コミュニティには「旗」が必要だということを忘れてはいけないでしょう。

 

一次情報

私なりにセッションでお話した内容をままとめてみましたが、何事も一次情報にあたるのは重要ですね。ということで、下記に資料やアーカイブへのリンクを置いておきますので、ぜひ皆さんも一次情報から得た気づきなどを共有いただけると嬉しいです。その際は #CLS高知のハッシュタグでお願いします!

■長橋さんのスライド 

 

■武貞さんのスライド

 

■セッションのアーカイブ

※映像開始後30分くらいからセッションスタートです。

www.youtube.com

次回のCLS高知は?

今回のCLS高知のハナシを面白いと思った方、次回は2022年5月21日(土)に高知で開催されます。旬の初鰹とディープなコミュニティ話にどっぷりと浸る合宿体験をしたい方は、ぜひSave the Dateを!

 

 

 

 

 

2021年前半戦のアウトプット(メディア露出)まとめ

2021年も気が付いたら夏休みも終了の時期。ブログ更新ができていなかったのを反省しつつ、ちゃんとアウトプットはしていましたよー、というエビデンス代わりに、主にメディアに掲載された記事などについてまとめておきます。 

Andy Jassy  のAmazon CEO就任とClubhouse旋風へのコメントから

2月に話題だったこの2つのニュースで、それぞれメディアにコメント取材いただくことに。特に日経ビジネスさんは海外駐在の方からの取材で、ちょっとグローバル感(笑)。

たまたま偶然が重なってのことですが、こんな時事ネタで日経ビジネス東洋経済といった経済メディアでコメントさせていただける(そしてそれがアーカイブされる)のは、楽しいですね。

 

日経ビジネスAmazon CEO(JB→Andy Jassy)交代劇についてコメント

business.nikkei.com

 

ちなみに、AWS在籍時に、JBとも直接会話させていただいたことがあるのですが、証拠の写真がブレブレですw

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JBとの「タイマン」写真

当時(2012年)のFacebook投稿↓

https://www.facebook.com/photo?fbid=288904117851887&set=a.265452323530400

 

東洋経済:Clubhouse旋風の背景についてコメント

toyokeizai.net

Clubhouse、その後2021年5月にはAndroid版(当時はβ)も展開されて、利用できるスマホの垣根もなくなってきたことで、日本では様々なユースケースが定着してきているかなと思います。MKタクシーさんのように、法人アカウント的に使われているところもありますし。

イベント、講座との連動記事が多め

今年も、マーケティング関連のセミナーや講座でいくつか登壇させていただいていますが、振り返ると、それと連動した記事が多めだったことに気が付きました。

こちらの2つは、NewsPicksのNewSchoolというプログラムで、4月から3か月ほど講座を持たせていただいたときの連動記事。

■NewsPicks:NewsSchool開講に当たっての内容サマリー的な記事その①

newspicks.com

■NewsPicks:NewsSchool開講に当たっての内容サマリー的な記事その②

newspicks.com

 

マイナビさんのB2Bマーケティングセミナー連動でも、登壇した2セッションとも記事化いただいてます。

マイナビ横河電機CMO 阿部さんとの登壇セッション記事

news.mynavi.jp

マイナビ:カスタマーサクセスとインサイドセールスの登壇セッション記事

news.mynavi.jp

毎回、マイナビさんのセミナーでは、一緒に登壇させていただく方のセレクションも含めてやらせていただいたいるので、結構楽しみだったりします。この回も、このテーマでお話したかった(もちろん、セッション内容に一番ふさわしいとおもってのセレクション、です)方々とご一緒できて満足!

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MarkeZineさんでは、早稲田大学NEOでのコミュニティマーケティングの講座を連続で取材いただき、計4回のゲストのお話もきっちり取り上げていただきました。

■MarkeZine: 講座の「はじめに」的な内容

markezine.jp

■MarkeZine:楽天さん登壇の回

markezine.jp

■MarkeZine:Salesforceさん登壇の回

markezine.jp

■MarkeZine:ヤッホーブルーイングさん登壇の回

markezine.jp

■MarkeZine:CMXConnect Tokyo代表・小野さん登壇の回

markezine.jp

 

Slack Japan がサポートしているオンラインコミュニティ「Slack Community Hub」のキックオフイベントでも登壇の機会をいただきまして、自分のセッション部分をASCIIさんに記事にしていただいています。

■ASCII:Slack Community Hub 登壇セッションまとめ

ascii.jp

これ以外も、登壇は結構あったのですが、こうして記事化もされると、より多くの人にアウトプットが拡がりますし、自分のアウトプットを第三者の目で言語化してもらえるので、自分へのインプットも多くなりますね。 

キャリア系の記事も増加中

これまで、どちらかというとマーケティングやコミュニティ運営といった、実務的な部分での記事が多かったと思うのですが、パラレルキャリアやガレージオフィス、ワーケーションといった切り口でも取材をいただくことが増えてきました。

こちらはそんなキャリア系の記事でまとめてみました。

まずは、ワンキャリアさんの転生就活。もし、今「就活生」に転生したら? という自身初の転生モノです(笑)。
 

■ワンキャリア:もし、今「就活生」だったら? に答えるインタビュー記事

www.onecareer.jp

 

マイナビさんには、ガレージオフィスにまで来ていただき、コロナ禍でのコミュニケーションや働き方の変化について取材いただきました。こちらは、前後編でボリュームある内容に。

マイナビ:公私混同のススメ、的なお話

news.mynavi.jp

マイナビ:ガレージオフィス開設に至るまでのお話

news.mynavi.jp

 

こちらは、お互いMS、AWS時代にはなかなか共演することがなかった、元MSの澤さんとのキャリア対談。コミュニティ北極星外のモノサシ、がキーワードの内容です。

■NewsPicks:「プレゼンの神」澤さんとの対談

newspicks.com

澤さんとの共演は、後日(8月29日)、Qiita×日立製作所主催のイベントでも再びありまして、こちらもコロナ禍を踏まえた、これからのキャリア形成について結構深いお話ができたのではと思っています。

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increments.connpass.com

こちらの内容が記事化されるか不明なのですが、これも記事になると読み応えありそうなので、勝手に期待しています(笑)。

当日のツイートまとめもありますので、これを追いかけていただくことで、内容がつかめるかも。

togetter.com

 

というわけで、ここまでのところ、2021年のメディア掲載記事は16本、でした。

番外編:二万匹でシラスを満喫の図がテレビに

地元・高知県安芸市の絶品しらすが、東京に居ながらにして味わえるお店「しらす二万匹」に、楽しい仲間と集う会合が、高知のテレビ局で取材されることに。高知限定での放送だったのですが、今のご時世、ちゃんとYouTubeで見られますね。ありがたい。

この会合も、お店を核にしたコミュニティとも言えますね。これを見て、二万匹に行きたい=このコミュニティに参加したい!と思った方、コロナ明けにぜひご一緒しましょう。

www.youtube.com

 

(コロナ禍明けての)二万匹の再オープンまでは、こちらのECサイトで「予習」できますので、ぜひ(笑)

20000.shop

後半戦もアウトプットファーストで!

記事化いただいた数に対して、ブログはなんと2本しか書けてません。これではだめですねー。なので、9月からはブログも含め、どんどんアウトプットしていきますよ!

JUST DO IT!!

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

You are what you eat 2020 -- コロナ禍でも腹は減る

間違いなく歴史の教科書に載る年になる2020年。コロナ禍をトリガーに予想しないことが起こる日々だったわけですが、そんなときでも人間腹が減る。ということで、あえて日常の記録的に、2020年に食した皿の数々から各月に記憶に残った一皿をログってみます。

1月:根室・タラバガニ内子

コロナの影響がまだ少なく、1月は長期北海道に出張に行っていたのですが、そこで出会ったのがコレ。

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タラバガニの内子、です。根室の夜に出会った一品ですが、もちろんお初。タラバの内子は黒いというのに驚き、そのねっとりとした食感が冷えた日本酒と合いますよ。というわけで、根室に訪れたらぜひコチラのお店に。

tabelog.com

2月:福岡・豚そば

ヌーラボの仕事の絡みもあり、福岡に行く頻度は高いのですが、2月にいつもいく中州の餃子専門店・雲宝亭にいった時に店を出たところにある「豚そば」の看板を発見。そのまま吸い込まれて食したのがコチラ。

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いわゆる博多ラーメンとはまったく違うテイスト、というかこれまで食べたどのラーメンとも系統が違いつつも、そのうまさにいっぺんではまりました。最近、東京でも進出してきたようですが、博多に行った際はぜひコチラに。

tabelog.com

3月:千葉(内房)・黄金アジフライ

前月(2月)に手に入れたばかりのバイク(BMW HP2 Sports) で出かけた房総ツーリングでの友人に勧められていったお店でのランチ。かなり大ぶりで、揚げ色も美しく「黄金アジフライ」の名にふさわしい一品。

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房総方面にお出かけの際はおススメですよ

tabelog.com

ちなみに、HP2 Sportsはこの右リアからのアングルが独特で気に入ってます。ただツーリングに行くには少々航続距離が短い(200Kmで給油必要)な感じ。

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4月:北海道・宝永餃子(お取り寄せ)

これはお店で食べたのではなく、家で調理したのですが「お取り寄せ」ということでg紹介。4月から始まった、こちらの逸品餃子頒布会に参加しているのですが、

prtimes.jp

このサービスで初回に配布されたこの餃子が素晴らしいクオリティ!

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こちらのサービスでは、毎月全国から様々なタイプの餃子を送ってくれて、どれもおいしくいただいているのですが、初回のこの餃子が自分には特に相性ピッタリだったようです。

現在、逸品餃子頒布会は新会員の募集はやっていないようですが、お取り寄せはコチラのお店のサイトからもできますよ。

www.gyouza-houei.jp

5月:北九州・資さんうどんのもつ鍋(お取り寄せ)

このころになると、出張どころか、都内のオフィスに行くのも難しくなってきたわけですが、そこで増えてきたのがお取り寄せをウチで楽しむスタイル。北九州の資さんうどんといえば、その名の通りうどんが有名ですが、通販で見つけたのがコチラの「もつ鍋セット」。〆はとうぜん資さんうどんでいただけます。かまぼこにも「資」のマーク。

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博多の専門店で食べるもつ鍋とはまた違った感じですが、モツもたっぷり入っていてなかなかオトクなセット。気になる方は、下記からお取り寄せできます。

sukesanstore.com

6月:千葉(外房)・ネギマ(ネギとマグロのカマの煮付け)

密を避ける移動手段としてますますバイクを多用していたこのころ。天気の良い日に出かけた外房での逸品。メニューには「ネギマ」と書かれていますが、いわゆる焼き鳥のネギマではなく、大ぶりなマグロのカマの煮付けに、ネギがいいマッチング。

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これに生卵をかけていただくのですが、ゴハンが進みすぎるので、ダイエット中の方はご注意を!

お店は安房の海岸線にあり、ドライブ、ツーリングに立ち寄るのにいいロケーションですよ。

tabelog.com

 

7月:北海道(鶴居村)・エゾジカBBQ

7月は密を避けて(?)、北海道の道東エリアにワーケーションに行ってました。ちょうど当時の菅官房長官がワーケーションを推奨する記者会見をしたこともあって、ワーケーションの模様がジャパンタイムスに取材されたりもしました。

www.japantimes.co.jp

北海道のワーケーション中は、美味しいものが多くなかなか一つを選ぶのは難しいのですが、記憶に残ったのはコレ。インパクトありますよね。

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エゾジカです。それもたくさんご用意いただいたものを、豪快にBBQでいただくスタイル。

ちなみに、この肉は現地のガイドの方に手配いただいたものなので、普通にはなかなか出会えないかもですが、鶴居村のホテルでも、かなりクオリティの高いエゾジカ料理を出してくれますよ。

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写真のエゾジカステーキは、鶴居村のホテルTAITOのグリル&バーでいただけます。

www.hotel-taito.co.jp

 

8月:東京(六本木)・しらすバター丼

8月の、というより、今年の外食で最も多くリピートしたメニューがおそらくコレ。昨年末に六本木に引っ越しした土佐料理の店「しらす二万匹」で、〆に必ず出してもらうシラスバター丼。記録によると、8月も2回行っていたようです(笑)。

 

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高知県産の新鮮なシラス(10月に高知の工場も見に行きましたが、まったく魚臭さがない、衛生的な生産ラインでした!)と、香り米として有名な仁井田米、そしてフランスのエシレバターのマッチングが素晴らしい逸品。シラスのアヒージョも一緒に頼んで、その出汁が出たオイルを最後に垂らすと更に味変します。

シラスにいい印象がない人も、ここのシラスを食べると考えが変わるはず。9人いれば貸し切りもできるので、ぜひ。

tabelog.com

9月:東京(四谷)・ポークかつれつ

支援中のLINEのAIカンパニーが新宿のミライナから、四谷のコモレに移動したのに伴い、四谷に行く回数が増えました。となれば、自然とここにも足が向きますね。洋食の有名店・かつれつ四谷たけだのポークかつれつ。

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有名店なのでいつも行列の印象でしたが、コロナ禍の影響か、比較的入りやすい日が多いようです(その代わりデリバリーのピックアップがひっきりなしに来ます)。なので、いままで行列であきらめていた人も、今ならチャンスかも。

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10月:高知・ひろめ市場のカツオの漬け寿司

10月は好例の CLS高知【戻り鰹編】の参加で、これまた密を避けてバイクで高知まで行ってきました。

togetter.com

この時期はいわゆる戻り鰹の時期で、脂がのった美味しいカツオをタタキや、

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皮付き刺し身でおいしくいただける時期なのですが、

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今回、初めて出会ったのが、いわゆる「漬け」を使ったカツオの握り。いや、普通に鮮度の良い鰹が入るので、わざわざ漬けにする必要なんかないとこれまで思っていたのですが、これはあっという間にお皿がカラに。漬けにすることで、また旨味が増しますね。もちろん一緒にお酒も進みます。

 

旬の鰹の漬け寿司、タイミングが良ければ、ひろめ市場のやいろ亭で出会えますよ。

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11月:金沢・香箱ガニ

ちょうどSSTRというイベント絡みで金沢に行く日が「香箱ガニの解禁日」と聞けば、これは不可避な流れ。知人がお店を手配してくれたこともあり、お初の香箱ガニを堪能させていただきました! 

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カニ料理って、食事中(身を取り出すのに夢中になって)無言になることも多いのですが、香箱ガニはご覧の通り「あとは食べるだけ」状態で出されるので、イイですね。

今回お世話になったお店はコチラ。

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ちなみに、今年のSSTRは例年のバイクではなく、諸事情によりクルマでの参加となりました。せっかくなので、SSTRゴールの千里浜で夕陽をバックにパチリ。

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12月:東京(谷中)・「肉と日本酒」の特製牛丼

予約が取りづらい「肉と日本酒」ですが、今年もご縁があって、予約していただいた席に呼んでいただくことができました。このご時世なので、だいぶ定員を減らしての営業だったのですが、お肉の質と品ぞろえは相変わらずのハイクオリティ。

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そんなこのお店で、いつも楽しみなのが特製の牛丼。高品質な肉を使っているので美味しくないはずがありません! 私は〆的にいただくことが多いのですが、今回も最後にいただきました。もちろん、生卵を添えて。

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2021年も、ぜひ行きたいお店です。

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【番外編】高知・チョンマゲの玉子焼きめし、バッフォーネのジェノベーゼ、ソライロの特塩うめラーメン

10月の高知では鰹を推しているのですが、その高知でどうしても紹介しておきたいのがコチラの3品。高知に来た人は、やはり鰹をはじめとする魚系に行かれる方も多いと思いますが、この3店は食材や調理法や素材には特に高知色はないのですが、このシンプルなメニューなのにリピートしちゃうウマさです。高知に行かれる際はぜひチェックをー。

 

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さて、2021年は?

まだまだ行動が制限されている状況ではありますが、新しいお店や味に出会う楽しみは無くなりません。最近はお取り寄せやデリバリーも進化しているので、そうしたものも駆使しつつ、新しい出会いを楽しんでいく所存です。

でも現地主義なので、状況許せば、どんどん現地に行きますよ!

 

コロナ禍におけるJP_Stripes 活動奮戦記【2020年版】

このブログは、JP_Stripes Advent Calendar 2020の12/8分のエントリーです。

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2017年3月に立ち上がった、オンライン決済プラットフォーム Stripe のユーザーコミュニティ:JP_Stripes。その年から始まったJP_Stripes のアドベントカレンダーで、コミュニティの1年の振り返りを毎年してきました。

stilldayone.hatenablog.jp

stilldayone.hatenablog.jp

stilldayone.hatenablog.jp

ということで、4年目の今年も JP_Stripes のアドベントカレンダーに投稿しております。とはいえ、2020年はこれまでにない大きな変化があったわけですが。

コロナ禍で、オフライン開催が急減速

昨年まで順調に開催都市を増やしていたJP _Stripes ですが、2020年も1月の札幌(1/17)、島根(出雲)(1/25)、大阪(1/27)、2月の金沢(初開催!)(2/22)、会津(2/28)と、新たな開催地も加えながら出だし好調なスタートでした。ところが、3月に入ったところで、コロナ禍の状況がかなり深刻となりキホン的にオフラインのミートアップは中止ということに。

3月には新たな開催地ということで鹿児島でのミートアップも3/19に予定されていたのですが、こちらは幻の開催地となってしまいました。

試行錯誤のオンラインミートアップ対応期

オフラインではミートアップができない、とは言え、コミュニティでのアウトプットや情報流通が止まってしまうのは開けたい状況です。もちろん、Facebookグループでも日ごろ情報流通をすることは可能なのですが、やはりイベントドリブンというか、ミートアップのタイミングでコンテンツが生み出されるというサイクルが強いので、ミートアップのオンライン開催対応が急務となったわけです。

とはいえ、オンライン配信のノウハウが、今ほど広まっていない時期ということもあり、ボランティアベースのコミュニティ活動では、なかなか難しいなと思っていたところに、我々の前に現れたのが「天神放送局」さん。

www.tenjinbc.com

コロナ禍において、彼らに助けられたコミュニティは数多くあると思いますが、JP_Stripes もタイミングよく彼らのサポートを得ることができました。

天神放送局の拠点の一つが福岡だったこともあり、3月にオフライン開催予定だった福岡のミートアップを、スピーカーだけ配信場所に集まり、無観客で天神放送局さんからYouTube配信するという形式に。こうして、手探りながらも3月のうちにJP_Stripes のミートアップのオンライン対応という実績解除をすることができました。

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天神放送局・福岡スタジオから、初のJP_Stripes オンライン開催


その時の模様はこちらのブログに詳しく記載されています。

tech.innovator.jp.net

 

この時点で既に意識していたことは、合いの手を入れる「聞き手」を配したプレゼンフォーマット。オンラインで登壇したことある方であれば経験があると思うのですが、観客の反応が見づらい中での単独プレゼンは、早口になったりして聞きづらかったりするものです。オンラインでもより聞きやすい、わかりやすいセッションを行う上で、この2名体制でのプレゼンは効果高いと思います。

また、上記のブログを見ていただくとわかるのですが、視聴者が全国から参加可能ということで、いつものオフラインでの地方開催の時よりもたくさんの反応をいただけることもわかりました。

サステイナブルな運営、配信フォーマットを求めて

無事に初のオンライン開催を行ったJP_Stripes ですが、毎回天神放送局さんの力を借りつわけにもいきません。コミュニティメンバーだけで運営できる方法を求めて、いろいろとサステイナブルな方法を模索しましたが、今のところZoomでの配信が主流となってきています。

運営メンバーにノウハウがあれば、Zoom → YouTube 配信もできますが、それなりに機材やスキルが必要となります。ですが、YouTube 配信ができれば、そのままアーカイブもできるのは魅力ですよね。


【Live】JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in サッポロ Vol.6

それがそろわないときには、無理せずZoom Meeting でお互いの顔が見える形で運用しています。実際、懇親会などをオンラインで行うときには、Zoom Meeting の方がやりやすかったりしますので、どちらもメリットあると思います。このあたりは運営メンバーと、想定参加者数を考慮してチョイスするカタチが現実解となっています。

あと、新たな方法としては、StreamYard を使って、JP_Stripes のFacebookグループに配信するフォーマット。これはZoom Meeting 同様、機材もほとんど不要ですし、ワンオペで運用できるの運用負荷は低めですし、参加者のコメントもZoom よりやりやすいと思います。このあたりは以下のブログにもまとめていますので、興味ある方は参考にしてみてください。

stilldayone.hatenablog.jp

 

ちなみに、オンライン開催になってから、地方グループ単独で行うよりも、同地域の複数グループ(瀬戸内エリア、とか九州・沖縄連合とか)での共同開催をトライしています。地方のコミュニティは運営者の絶対数が少なく、負担が大きくなりがちですが、このように近隣グループとの共催のカタチを取ることで、運営負荷を減らしながらサステイナブルなコミュニティ運営を模索しているところ、です。

が、この合同開催のモデルも、調整する相手が多くなることもあって、オフライン時代に比べて、開催頻度を数多くすることがまだできていません。結果的に今年後半のミートアップ開催ペースは、2か月に1回くらいに落ち込んでしまっているので、ここは来年に向けて改善してきたいなと考えています。

 

オフラインにこだわり開催延期した全国イベント(JPSC2020)

このように、コロナ禍でも新フォーマットを模索しながらコミュニティ活動を継続することができたのですが、ひとつやり残した大きなプロジェクトがあります。

それが、JP_Stripes の全国規模の年次カンファレンス・JP_Stripes Connect 2020(#JPSC2020)

connect2020.jpstripes.com

今年は、昨年に規模を上回る5トラックでのセッションを用意していて、スピーカーのアサインや、スポンサーの獲得もほぼ済んでいたた中、コロナ禍と遭遇してしまいました。

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5トラック・30+セッションを予定していたJPSC2020 のタイムテーブル

他のコミュニ二ティの全国カンファレンスの多くが、オンライン開催に舵を切ったなかで、JPSC2020については「オフラインで全国メンバーと会える場」であることにこだわり、「延期」というカタチで一旦プロジェクトを凍結しました。

オリンピックと同じく2020年中の開催はできませんでしたが、2021年に当初の狙い通りオフライン開催とするのか、時流に合わせてオンライン開催とするのかはまだ検討中です。このあたりは、今年の知見も生かしながら、コミュニティメンバーにとっての最適解を見つけていきたいです。

 2021年の展望。オンラインへのリフトではなくシフトを

2020年12月現在、まだまだリモート前提のコミュ二ティ運営が続きそうですが、これまでのオフラインのコミュニティ運営を単純にオンライン化する(リフト)のではなく、オンラインならではの特性や良さを生かした運営フォーマット(シフト)を模索していきたいと思います。その為には、コミュニティ内外の方の知見や協力をいただきながら進んでいくしかありません。

現在進行形のこのお話の続きは、 12/14開催のCMC_Meetup でもディスカッションする予定です。お時間よろしければぜひご参加いただき、コメントやフィードバックいただけると嬉しいです!

eventregist.com

オンライン時代のコミュニティのオンボーディングとナーチャリングに「StreamYard+Facebookグループ」活用のススメ( #CMC_Meetup #JP_Stripes でも実践中)

2020年は、多くの人がオンライン配信、オンラインコミュニティに触れた年だと思いますが、それはオンラインでミートアップやコンテンツ配信を「行う」側に回った人も、また多く誕生したということです。

実際、私の周りでもオンライン配信を行う側になった人が多くいまして、配信するための機材やツールについても情報が飛び交うようになりました。

私の観測範囲では、配信側はZoomを使う(参加方法は、Zoom、Zoom ウェビナー、YouTube連携など多彩)パターンが主流なように見えますが、私が注目しているのはコレ。StreamYardです。

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JP_Stripes での配信画面

Stream Yardって?

StreamYard はオンライン配信を行うためのプラットフォームです。詳しい解説はWebにもたくさんあるので、そちらを見ていただくとして、

rocketnews24.com

私がStreamYardをいいなと思うのは、以下のポイント

  • 配信側、受信側もアプリ不要。ブラウザのみでOKという手軽さ
  • 配信先が、YouTube Live、Facebook Live、Twitterなど多彩に設定可能
  • 視聴者からのコメントを拾って、テロップ表記可能(インタラクティブ性が増す)

そして、なによりいいのが

  • まるでテレビのようなテロップ、ワイプ画面での絵作りが「ワンオペ」で「簡単」に可能

という絵作りのリッチさ、簡単さにあります。

参考までに私がStreamYard で配信したYouTubeを以下に貼っておきます。特に動画編集などのスキルも必要とせず、コストもかけずに(私はロゴとかをカスタマイズしたいので有償プラン使っていますが、同じことが無料プランで可能)、しゃべりながらワンオペで出来ちゃってます。


Still Day One Talk Vol.3 【Leadership】

で、StreamYard のメリットですが、配信先は複数選べるので、このようにFacebook Liveにもできちゃいます。

www.facebook.com

そう、このようライブ配信したら、そのままアーカイブされるところも手間いらずで魅力的です。

リモート前提時代のコミュニティの課題

ここから本題です。コロナ禍で、オフラインでのミートアップの開催機会が大幅に減り、オンラインでしか接点がないままコミュニティに参加すると、そのコミュニティならではのコンテキストを参加者に共有する機会や力がどうしても少なくなってきます。

そうすると、「オンラインコミュニティとオンラインセミナーの同質化」が始まります。コミュニティとセミナーの大きな違いの一つが、参加者が発信者になるかどうか、があると考えているのですが、セミナーと同質化すると、この参加者が発信者になるというプロセスがとても弱くなってしまいます。

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セミナー化させないためには、そのコミュニティで語られているコンテキストや情報への理解、共感が不可欠です。で、これを「一回参加しただけのオンラインミートアップ」で得ることは中々難しいですし、これが得られないと、次のミートアップにわざわざ申込して参加するという意欲も少なくなる、、、ということに。

このスパイラルに入ってしまうと、ミートアップの新規参加者に「コミュニティメンバーになってもらう」というオンボーディングプロセスが機能しなくなってしまいます。

Stream Yard+Facebookグループで、「コミュニティメンバー限定」の接点を増やす

この悪いスパイラルを避ける方法として提案したいのが、日本の多くのコミュニティが持っているFacebookグループとStreamYard を組み合わせる、という方法です。

このFacebookグループに、ある種強制的に配信してしまう、というところがミソです。事前のイベント登録などの手間がいらないばかりか、ライブ配信が始まると自動的に目に触れる機会が多くなる、ということでコミュニティメンバーとの接点までのハードルを大きく下げることができます。

これをオープンなFacebookアカウントで行っても、コンテキストが合わない人にはかえって迷惑な配信にもなりかねないのですが、コミュニティのFacebookグループではコンテキストに沿った内容であればそういう心配はありません。

で、見ているコミュニティメンバーの質問をテロップで拾って、リアルタイムにやり取りすることで、インタラクション性も高まりますし、ほかの質問やコメントも促しやすくなります。

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CMC_Meetup で視聴者の質問に答えているところ

オンボーディングとナーチャリングをケースによって使い分け

今は、CMC_Meetup (コミュニティマーケティングを考えるコミュニティ) と、JP_Stripes(オンライン決済プラットフォーム:Stripeのユーザーコミュニティ)の二つで運用中です。

CMC_Meetup では、どちらかというとFBグループに参加したばかりの人を対象にしたオンボーディング的な用途に、JP_Stripes では、ある程度サービスを使っているけど、新しいサービス運用にまだトライしていない人向けのナーチャリング用途にStreamYard +Facebookグループ配信を行っています。

CMC_Meetup のFacebookグループ:

www.facebook.com

JP_Stripes のFacebookグループ:

www.facebook.com

 

皆さんのコミュニティでも、セミナーとの同質化や、参加メンバーのオンボーディング、ナーチャリングの手法を探しているようでしたら一度トライしてみてはいかがでしょうか? 実施ハードルも低いですし、コミュニティメンバーの反応も見やすいのでおススメです!

 

 

WeWorkではなく、iWork で! 「ぼくのかんがえたさいきょうのガレージオフィス」構築記

リモート前提時代で、オフィスにはなかなか行けない、その一方で自宅も長時間シゴトするようには設計されてませんよね。
ということでWeWorkならぬ、iWork的な「ぼくのかんがえたさいきょうのガレージオフィス」を作ってみました!

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コロナ禍前からあったガレージオフィス構想(妄想)

自分のオフィスを持とうという考えは、パラレルキャリアを始めたころから持っていて、実際に物件も何件も見に行ってます。2018年の西脇さん、砂金さんとのパネル(#mstsjp18 #sp エバンジェリストによる 2 年前の答え合わせパネルディスカッション)でも、iWork(自分用の仕事場)を作る!」って宣言してますね(笑い)

 しかしながら、この構想(妄想)がなかなか具体化しなかった最大の理由が、

「バイクを入れられる物件がない」

ということ。ガレージオフィスは男子の夢が詰まったものですし、どうせつくるならそこは譲れない、と思っていたのですが、ここには

  • 1階の道路に面した物件であること
  • 大家さんが、バイクを入れることを許諾してくれること
  • かつ、現実的な家賃であること

という3つのハードルがありまして、これを満たす物件はなかなかお目にかかれません。特に大家さんの承諾を得るのは大変。まぁ、貸してる部屋にガソリンが入ったバイクを入れられるのはみんなイヤですよね。

加えて、パラレルキャリアで関係のある会社の多くが東京の素晴らしいロケーションに素晴らしいデザインのオフィスを持っていて、そこを使って快適に仕事もできたので、正直自分用のオフィスを持つ必要性も薄かったのが事実。ということで、ガレージオフィスが欲しいという妄想はなかなか実現しない状況にありました。

コロナ禍→リモート前提社会到来で、iWork構想が俄然現実的に

私の周りにIT系(それも外資)の人が多いこともあると思うのですが、コロナ禍で3月頃にはほとんどの仕事がリモート前提、テレワーク前提になりました。(そして、今現在も継続中)。リモートワークで、電車等の移動から解放されるのはもちろんWelcomeですし、家のネット環境も割と高速なので、この流れにネガティブな感じはなかったのですが、やはり家は長時間シゴトをするようにはできていません

一時は、私が寝室でシゴト、二人の子供もそれぞれの部屋でオンライン授業と、3人とも部屋にこもりっきり。その間、奥さんはリビングしか居場所がないですし、それぞれの部屋を掃除するタイミングも難しくなりますね。そして、都心の数々のナイスなオフィスにも行く機会がなくなってくると、俄然iWork 構想が現実的に

そして、そんなタイミングで今回の物件が目の前に現れました!

ケルトンからの出発

今回の物件は、もともと銀だこがデリバリー専門店で使っていたもので、①路面に面していて間口が広かった(バイクを入れやすい!)のと、この同じ建物に以前バイク屋さんが入っていたことがあり、②バイクの屋内格納に大家さんの承諾を得やすかったこと、そして、③物件が古くあと10~15年で立て直しを検討している、ということで家賃も比較的リーズナブルでした。

実は、長くこの物件にお店が入っていないのを知っていて、「あそこなら安く借りられそうだし、家からも近いので良さそう。。。」と思っていたんですが、10年くらいの賃貸契約だと飲食店などは改装費がペイしないということで、なかなか入居したがらないという背景があったようです。

今回の契約も10年契約で、最悪そこで物件のマンションは取り壊しの可能性がありますが、私の場合はオフィス利用(どうせ全部費用)なのでROIをそこまでシビアに見る必要がなかったのと、10年後は私も60歳を過ぎている計算になるので、まずはそこまで自分用のシゴト場が持てればいいかな、と考えました。

そして家から徒歩圏内、というか最寄り駅に向かう途中にあるので、自宅から通うだけでなく、シゴトで都内に出かけたりする前後に立ち寄るのもちょうど良い、とロケーション的にも都合の良い物件、ということで、まさに出会ってしまった感のある物件です。

前述のとおり、元銀だこ店舗ですが、当時の設備や内装はすっかり撤去されていてスケルトンからの出発。

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これがまさに物件を見に行った時の写真。電気も来ていなかったので、表のシャッターを開けられず、暗ーいなかでの物件確認。ですが、十分な広さ(約50㎡)があることと、スケルトンだから(予算に限りはありますが)好きな内装にできそうということで、この時点でだいぶ契約の意思が固まってました。

ガレージオフォス作りで物件以上に難しいのが、実は施工業者選び。ほとんどの工務店はガレージオフィスを作ったことないですし、そもそもバイク好きな人たちが担当になってくれることも稀なので、大体話が合わないことが多い。そこで、イメージを設計や造作に展開するのに長けている、イベントの施工業者の方々に今回のガレージオフィス作りをお願いすることにしました。こうした業者の方とのやりとりは私も経験値があるのでやりやすいのと、このコロナ禍でイベント件数そのものが減少しており、結果的にこの物件の作業に時間を割いていただくことができました。で、そのチームとの最初の物件確認がこの写真。この時初めてシャッターを開けて、バイクが入れられるかも確認。十分なスペースがあることを確認しました。

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私から、施工チームに出した要件がコチラ。

  • 複数台のバイク収納
  • ヘルメットやバイクウェアの収納
  • キャンプ道具、自転車関連用品の収納
  • 作業スペースには曲面の大型モニターと幅広な昇降机
  • 女優ライトを不要にするライティング
  • YouTube配信やWeb会議の背景で映える壁面
  • 潤沢な電源口
  • 高速なインターネット環境
  • バーカウンター的に使えるミニキッチン

キホン自分一人のための作業スペースですが、これまで自分が集めてきたキャンプ道具やバイク、自転車を眺められるディスプレイ収納があること、かつ、4~6人くらいでバーやオンライン配信スタジオ的につかえる空間、というのがスペック要件。

テイストは、カフェよりはアメリカンガレージな方向で。

で、最初期に出てきたプランがコレ。

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こちらの要望が基本入っているのが確認できたので、あとは施工をすすめながら都度デザインや位置、調達する部材を確認しながら、イベントブースを設計・施工するやり取りと同じ感じで進めていきました。だいたいデザインと予算FIXに1か月半くらい、そして実際の施行に1か月位かかってますね。

現地確認をうまく使って、アジャイルに進行

作業初日(8月3日)の様子。物件の前に作業や搬入のトラックで乗り付けられるところも今回の物件で良かったところ。

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内装に入る前に、まずは徹底的にクリーニング。

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内装も、実際にものを現地で確認しながら決めていくスタイル。

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内装ができてくると、一気にイメージが変わってきます。

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動画配信やWeb会議の背景になる部分も、現地で部材をどこに置くか決めていきます。

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今回はバイクを室内にいれるということで、消防関係の届け出もちゃんとクリア。消防署の方がきて現地確認も。

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棚やソファ、照明などがはいるとだいぶカタチが見えてきました。

自転車もこんな感じで壁際にディスプレイ収納。

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幅がわりとあるので、バイクや自転車を入れた状態でも、仮眠もできる大型のハンモック(畳んで収納可能)も展開できるスペースがあります。

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Still Day One!

まだ一部作業が残っているところがありますが(nuro光がまだ開通してない!)、ほぼほぼ施工が完了したので、2020年9月1日から、オフィスとして運用開始しました!

9月1日といえば、前職のAWSを2016年の8月31日に退職して、今のキャリアをスタートさせたまさにその日からちょうど4年目となる節目でした。まさにStill Day Oneを再確認させてもらった1日となったわけですが、今後このオフィスで過ごす10年間に、どんな新しい出来事に会えるのかワクワクしますね。

昨今のコロナ禍の動向がいろいろ気になりますが、皆さんをオフィスにお招きできるような時期がきたら、ぜひリアルでもお越しいただきたいと思っています。

それまでは、オンライン配信やWeb会議で、バーチャルにお越しいただければと思います。ということで、Web会議とかご希望の方はご連絡ください!

 

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追記:ガレージオフォス構築までの過程や利用イメージをYouTubeにアップしています。

www.youtube.com