昔々、「人生50年」と言われている時代もありましたが、とうとう今月それも過ぎて51歳になってしまいました。
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※お祝いメッセをいただいた皆さま、ありがとうございます!
とはいえ、きっと年金支給開始も70歳くらいになりそうな状況では、50歳はまだまだ通過点(だって、あと20年は一線で働かなければいけないし)ではありますが、節目っぽい年齢でもあったので、どんな年だったかメモしておこうと思います。
W受験(W合格)
まさに今、この状況の親御さんも多いかと思いますが、去年50歳になったタイミングが小島家もW受験の佳境! 我が家は息子と娘がちょうど6歳差なので、大学受験と中学受験が重なるタイミングでした。W受験とはいえ、勉強を教えてあげられるようなサポートもあまりできず("私文"の自分は国立理系志望の息子に教えられるものがほとんどありませんでした!)、もっぱら塾の送り迎えとか娘の試験会場への付き添い、家での勉強の邪魔をしない方向のサポートが主体。また、受験生にとって最大の脅威の一つであるインフルを家に持ちこまないように細心の注意を払い、12月―2月の間は仕事の移動は極力電車やバスを使わず、専らバイク移動で通してました。
※今年はコロナウイルス 対策が注目ですが、昨年同様バイク移動が一番安全だと思われるので、今もバイク移動比率を高めるようトライ中です。
で、W受験の結果は、息子も娘も共に第一志望に無事合格! 学力、偏差値だけが学校の価値ではないですが、そのモノサシで測ると小島家史上最強の大学生と中学生の誕生 。これに関しては、スゴイ!というしかなかったですね。子供たちに対して素直に尊敬の念を持てたのが50歳最大の経験だったかも。
もちろん、受験生2人を無事に完走させた家内にも大感謝!です。
書籍出版
これまでになかった経験、ということでは著書の出版があったことも大きかったです。それも2冊も!
いや、書籍の出版に関してははるか昔に共同執筆で電子政府 がらみの書籍出版(インターネット電子申請:2002年)をしたことはあるのですが、このときは執筆者も多かったですし、そもそも所属していたコンソーシアムからの持ち込み企画(書籍化のコストを各社で負担した覚えが)だったわけで。
それと比較すると、出版社、編集等、先方からのオファーでの著書が世に出るというのは有難いお話です。
一冊目は、ここ数年で大きく認知が上がった(と思っている)コミュニティマーケティング についての書籍 。ただし、単に「コミュニティマーケティング とは?」という解説本ではなく、私の大学時代のマーケゼミでの恩師の教えや、これまでの会社でのマーケ経験などが、どう「コミュニティ」に帰着したのかや、後半は、パラレルキャリアとコミュニティの相関についても書いているので、読み物的にも面白いのではないかとおもっています。まぁ、その分難産だったわけですが。
良ければレビューもいただけると嬉しいです。
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(2/10 PM追記)ちなみに本の帯に顔写真が載っていると、ソーシャルで本が紹介されたときにFacebook から「あなたが写ってる可能性のある写真があります」とお知らせがきたり、いろんなイベントやミートアップで「あの本の人ですよね」と声を掛けられることが多くなり、どんな人が本を読んだり買ったりしていただいているのかが、ネットでもリアルでもわかりやすい のでおススメです。これから書籍を出す人はぜひ。
もう一冊は、これも最近注目度の高いDevRelに関する書籍。こちらは、戸倉 彩 さん、中津川 篤司 さんとの共著で、DevRelに必要とされる3C:Code、Contents、Community について解説と事例紹介をしています。私の担当はもちろんCommunity。
次は何歳で著書の発行タイミングがあるかわかりませんが、カスタマーサクセスや働き方文脈でアウトプットしてみたいですね。
パラ10達成
2017年=48歳からスタートしたパラレルキャリアですが、比較的長めにサポートをする企業と、短期(基本6か月)でサポートをする企業のポートフォリオ で構成しています。ちなみに、2020年2月現在の長期サポート企業はコチラ(AWS 以降の各社)に。
ここ最近の自己紹介スライドから
この6社と短期サポートの会社を併せると10社となる期間がこのところ続いてまして、自分で勝手にパラ10 と呼んでました。バイク乗りの人はなじみのあるエンジン形式の呼び方(並列に4気筒のエンジンであればパラ4というわけですね)に合わせて、10社並列の状況を表したコトバというわけです。このパラレルキャリアを初めて3年になるわけですが、同時にかかわれる会社の数と、マネージャー時代に同時に1:1できる人の数が近しいことに気が付きました。自分の経験からいうと、10人超えると難しくなる感があったので、おそらくパラ10がきちんとパフォーマンスを出すうえでは上限としたほうがよさそうな感覚を得ています。このパラ10の枠内で、どんな組織、チームと一緒に走っていくのか、そこの見極めをしっかりしながら進めていこうと思います。
ワーケーション増加
パラレルキャリアでは、仕事先が「先進的」なこともあり、いわゆるテレワーク(リモートワーク)は日常的にできているのですが、せっかく時間の自由度が高いので、それを生かして昨年以上に「ワーケーション」にトライ しました。
※ワーケーション:https://style.nikkei.com/article/DGXZZO50727690Y9A001C1000000/
style.nikkei.com
前述のとおり、2月が終わる頃までは、受験対応モードで出張さえも抑えてたわけですが、5月には、道後温泉 でのDevRel書籍用の「執筆逗留」 を含む13日間を、高知、松山、北陸、東海をバイクで移動しながらのワーケーション。
7月は沖縄で政府主導の「テレワークデイズ」に合わせて 、#武闘派CIO な方々と 1週間ほどのワーケーション
その翌週にはタイ(バンコク )にて
9月は、アメリ カ・ベイエリア でのCMX Summmit と Stripe Sessions の週をまたいだカンファレンス参加をつないで の海外ワーケーション。
stilldayone.hatenablog.jp
togetter.com
10月に日本を襲ったメガ台風:台風19号 の時期には、バイク移動で3,500kmを超える行程 でのワーケーションを敢行! 台風進路をちょうど避けたコース取りでしたが、それでも影響を被るほど(秋田→島根移動中に挫折して、富山でピットイン)の勢力で、事前の力を思い知った次第。
移動距離と各地で主催したミートアップのツイート総数
先月(2020年1月)は北海道で鶴居村 で極寒キャンプ(マイナス13度!)を起点として、釧路、稚内 、帯広、札幌とめぐる10日間ほど のワーケーションを。
極寒キャンプのベース基地!
ここでは念願の(さすがに冬の北海道はバイク移動できず)、冬の花 咲線に乗ることもできましたよ!
冬の花 咲線の車窓からはこんな風景が
北海道はどうしても札幌エリア偏重になりがちですが、道東はかなり魅力的ですね。今年のオリンピック時期にも、道東を絡めたワーケーションを計画中です。
なんだかんだで、50歳の1/3の日数は家にいなかった模様 です。このペースは51歳も継続する予定ですよ。
自動運転カー導入
ウソです(笑)。息子が運転できるようになった、というお話。
ついにクルマの免許をとれる年齢に息子がなったので、免許取得後(AT限定ではなく、今時珍しいマニュアル免許!)に彼用のクルマ(もちろん中古車)を導入することになり、これで50歳にして念願のクルマ2台体制に なりました。せっかくのマニュアル免許なので、MT仕様のスポーツカーあたりに乗ってくれるとオトーサン的にはかなり嬉しい状況なのですが、なかなか思う通りには行かず。。。 AT(とはいえDCTというイケテル仕様)のワゴンに落ち着いてます。
自宅前で2ショット
2台体制になって気が付いたことは、車が2台あること以上に、免許を持っている同居家族が一人増えたことの圧倒的な自由度!ですね。家族で食事に行っても、息子の運転で帰ってこられるので、安心して呑めるという。。。
ちなみに、昨日彼に「自動運転カーみたい」って言ったら、嫌な顔してましたが(笑)。
ざっと振り返ってみましたが、10年前には想像もしていなかった人生になってるなと思います。W受験自体は想定内でしたが、その経験や結果は想定外。これだから人生何歳になってもワクワクがありますね。10年後、60歳がどんな状況になっているかが楽しみ です。
番外:50歳でダメダメだったこと、TOP5。
もちろん、こりゃダメだなーと思うことも多かったです。TOP5はこんな感じ。
50肩: 秋口におかしくなってから長期化してます。40代の時の痛みとは違いずいぶん長引くタイプで、いまだ治療継続中。51歳のうちに、完全復活したいところ、です。
体重: 上昇傾向が止まらず。。。
老眼: 一気に進行した感が。もはやノートPCやスマホ は近眼用メガネをかけたままでは操作できないほどに。。
MTB : 今年は復活、と思ったものの結局1回しか行けてません。今年こそ!
ブログ: ペースが激減(49歳:33本 → 50歳:4本)。以前は毎月書いていた「パラキャリ月報」を書かなかったのが最大の敗因。
とりいそぎ、運動量を増やしつつ、ハズキルーペ あたりの導入を考えてみます。で、ブログアウトプットもこの一本からペースを回復させる所存です!