マーケティング、エバンジェリズム、ときどき旅。

ホントに自分がなりたいのはマーケターかエバンジェリストか、はたまた旅人なのかを徒然に書いていくブログです。

公私混同スタイルを(一部の人に)おススメする理由

「公私混同」と聞くと、ネガティブなイメージを持つ人も多いかと思いますが、ここでは極めてポジティブな意味合いで使っています。で、タイトルの件はここ最近ずっと思っていたこと。仕事とプライベートの境目がいい意味であいまいな、というか、その人のスタンスというかありようが、どちらの時でも「一貫している」方が、結局仕事もプライベートもパフォーマンスが出て楽しめているのではないか、いやむしろ最強なのではないか、という仮説。で、半年ほど前に、ソーシャルに投稿してみたのですが、けっこう賛同者が多そう(Like:350+ / コメント:35)なことも確認できました。

f:id:hide69oz:20190105115241p:plain

 

この時は、ちょっと気弱に「マーケティング」領域に限った書き方になっていますが、本心としては、勤務時間や生産設備(や販売施設)に直結している業務でなければ、けっこう多くの人が該当すると感じていました。が、「なぜそうなのか?」がきちんとストーリー立てて説明できていなかったので、年始の時間を使って言語化にトライ。

 

  • 注意:ここでいうところの「公私混同な生き方」が全員に向くハナシではないと思いますし、ワーカホリック信仰者というわけでもないです。ましてや人に強要したりするとブラック感も漂いますが、自分の周りでパフォーマンスを出している人たちには、結構このタイプが多いように思いましたので、この考え方が合う方もいるはず! と思いつつ書いてみます。


ワークライフバランスって?

仕事とプライベート、というと「ワークライフバランス」という言葉を連想される方も多いと思います。この言葉が使われるようになってからずいぶん経ちますが、日常会話的にはまだまだ浸透中というステージでしょうか。で、多くの場合は「仕事とプライベートをしっかり分けて、プライベートの時間をきっちり取りましょう」という意味で使われるようです。

jinjibu.jp

定義もいくつかあるようですが、厚生労働省の定義を引用すると、

「仕事活動」と家庭・地域・学習などの「仕事以外の活動」をさまざまに組み合わせ、バランスの取れた働き方を安心・納得して選択していけるようにすること。

となっています。これだと、24時間をいわゆる「仕事時間」と「プライベート時間(仕事以外の活動時間)」で奪い合うことになりますし、どこか「仕事は苦行」的な発想から来ているように感じます。確かに仕事は真剣勝負ですしタフなことも沢山ありますが、ネガティブな要素満載というわけでは無いと思います。元マクドナルドの足立さんも「ワークがそんなに悪なのか?」ということを指摘されています。

agenda-note.com

わかりやすく、仕事以外の苦行(?)を例にとってみましょう。私のまわりはマラソントライアスロン等のハード系のスポーツに取り組んでいる人が多いのですが、これらのスポーツは苦しい局面はありつつも、楽しめている人が多いように思います。
というか、楽しめていなければそもそも続かないですよね?

この違いは、どこからくるのか? と考えるとやはり「自分ゴト化」と「時間の使い方」にあるのではないかと思います。

「自分ゴト」になれば、パフォーマンスも上がる

そんなスポーツでさえも「やらされている」ものは楽しめないですよね? それと同様に、仕事でも「やらされ仕事」の比率が高くなると、苦行感が増すのは間違いありません。

逆に「やりたい仕事」だとどうでしょうか? 「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、どストライク(自分が自信がある、自分が得意なエリア)な仕事の方が自分ゴト化しやすいし、パフォーマンスも上がるに決まってます。それも、自分から売り込むのではなく、向こう(仕事先、上司、その他外部紹介)からやってくるのが理想のカタチでしょう。

海外では仕事の自分ゴト化を、パーソナルロールエンゲージメントやワークエンゲージメントと呼んで、重要視している模様。

learning.umu-japan-blog.com

もちろん、やらされ仕事であっても、きちんとやることは重要だと思います。ただし、与えられたことだけを淡々とこなしていると器用貧乏になってしまう。それより、仕事を任されたときこそ、積極的に期待値コントロールを心がけたほうがいい。仕事を振られたときに「いつまでに、何をやればいいんですか?」とオープンクエッションしてしまうと、自分のコントロール範囲を完全に放棄しすることになりますし、頼りなく見られてしまいがちです。それより、「いついつまでに、これが出来ていればいいんですよね?」と、期待されているであろう結果を、自分から提示してすり合わせるスタイルのほうが、自分がコントロールできる範囲も広いうえに、自分が設定したゴールに向かって進めることになりますので、自分ゴト化しやすい。結果、成果もあげやすいわけです。そして、仕事を投げる側からは「お、わかってるな!」と思われるので、信頼も高まりますね。

このような方法も含めて、自分以外の人から見て、「あの人のストライクゾーンはここだ!」「この人に聞くのが一番信頼できる」と思われるようになるのが理想的だと思います。その状況を作り出すためには、

  1. アウトプット:自分が何ができるか、何が得意かが証明できるアウトプットを増やし続けること
  2. 期待値コントロールこの分野、この仕事なら必ずやってくれそうだというパフォーマンスへの期待値、またはこの人と一緒に仕事をしたい、という信頼感を適切にコントロールできること(盛りすぎるとダメ!)
  3. 推薦者の獲得:自分で売り込むのではなく、「あの人は○○がスゴイ」という評価を伝えてくれる第三者が増え続けること

の3つが揃うことが重要です。では、その3つを最大化する上で効果的なやり方とは何か? その最たるものが「公私混同」だと思うのです。

公私混同は自分ゴト化を進め、チャンスを最大化する

もし仕事とプライベートの時間を完璧に分けてしまったらどうでしょうか? 例えば、現在は直接仕事関係にない人に会うときに、自分がどんな仕事をしているか、どんな実績があるか、どんな仕事をやりたがっているのか、を知ってもらう機会を失うことになります。

1日は24時間以上増えませんし、知り会える人の数にも物理的な限界があります。であれば、これから会う人は仕事とは関係ない、と自分で一方的に線を引く必要は無く、自分がどんな人であるかを知ってもらえた方が、思わぬご縁につながることがあります。友人関係から出会うことになった人でも、意外と近しい業界や分野にいることが多いものです。そのチャンスをみすみす少なくする必要はありません。

一方、仕事的な部分だけで、第三者の信頼を得たり、新たなフォロワーを産み出し続ける(逆にロールモデルを見つける)のも視野の狭い方法と言えます。その人となりに惹かれたり興味を持ってくれた人が、後々仕事で関係を持つことも多々あります。もっと言うと、自分がどういう生き方をしたいのかと、実際に仕事で携わる内容に乖離が少なければ、自ずとこうした公私混同状態になりそうです。でも、これはあくまでも究極の姿であり、そこまで完全一致していなくても公私混同はできると考えています(そうしないと、公私混同できる人はホントに一握りの人になってしまいます)。

そう考えると、仕事の顔とプライベートの顔を使い分けるのは、機会損失のほうが多そうです。もちろん業務中に、ずっと趣味のハナシをする必要もないですし、一緒にスポーツに興じているときに、今抱えている仕事のハナシをする必要もありません(むしろ、ウザがられて逆効果)。

大事なのは、自分がなにができる人間なのか、どんな分野に強いのか、何に興味を持っているのか、について自分からくどくどと説明しなくても、日ごろの言動や実績、他人の評判で伝わっている状態になることです。こうなればチャンスはどんどんと拡がっていきます。

コミュ二ティで公私混同が加速する

公私混同している人は、正式な業務でない(会社から業務時間とみなされない、または交通費などのコスト負担がされない)場でも、興味のある人や話題が集まる場であればその人個人として(自腹で)どんどん参加していきます。それは、その行動が有形無形のカタチで、自分に戻ってくることを確信しているからこそできるわけです。(必ずしも金銭的なROIが良い、という意味あいではないです)

そして、直近の仕事や趣味や政治問題といった「関心軸」を共有する人や団体と次々に繋がっていきます。最近は、こういう関心軸で集まれる場が「コミュニティ」として認知されるようになってきています。まさにコミュニティ時代到来。こうしたコミュニティを通した出会いが更に出会いを呼ぶようになり、外の世界や価値観につながる機会も自然と多くなってきます。こうやって、自分の枠を緩やかに「越境」しながらアウトプットを続けていくことで、自分が得意とするエリア(期待値)も、自分を知ってくれる人(推薦者)も更に広がっていくわけです。

このように、コミュニティを通じて生まれるつながりの連鎖が個人の価値を高める状況がもっと広まっていくでしょう。 #武闘派CIOとして知られるフジテックの友岡さんも「会社の枠に閉じこもらず、コミュニティと接点を持つ方が合理的(意訳)」と説いています。

ascii.jp

 一方で、公私混同&コミュニティ参加を推し進めていくと、これまでの会社で当たり前にあった「就業時間」的なモノが足枷になってきます。おおざっぱに言うと9:00-17:00がワーキングタイムで、業務外と認定されることはそれ以外の時間でやるべし、という考え方です。東京圏の人だと、この方法でもアフター5で参加できる勉強会やコミュニティが沢山あるのでまだ何とかなる気がしたりしますが、地方に目を向けるとアフター5に東京の勉強会に参加して、翌朝は地元の会社に出社するというのは不可能です。つまり現行の労働状況だと地方に住んでいるだけで不利な状況に陥ることは明白です。

東京、大阪、福岡といった地場にコミュニティが多くある都市でも、その地域の人としかつながっていなければ、(外部からの流入は多少ありますが)拡がりはありません。やはり自らホームグラウンドを離れて、外の世界に越境する時間を持つ必要があります。そうなると、移動はアフター5のみとか、移動した日はまるまるビジネスオフというのは合理的な選択ではなくなってくるわけです。

ワーケーションは「就業時間」概念を無くす追い風になるか?

公私混同を、常日頃できる人は、特定の団体に縛られないパラレルキャリアな人や個人事業主、および真の意味での完全裁量労働が認められたひと握りの人だけ、というのが今までの状況でしたが、ここにきて新しい追い風が出てきました。

それが「ワーケーション」という考え方

www.sankei.com

今のままでは、ワーケーションといっても、勤務地が旅先なだけで、就業時間という考え方は残っています。なので、このままでは十分ではないのですが、勤務地や所定のリモートワーク場所(←リモートワーク場所が指定されてること自体不思議ではありますが)から離れやすくなっただけでも大きく前進していると言えるでしょう。これが日中に移動しながらでも、現地のホテルについてから夜仕事をして一定のパフォーマンスを出せば良しというカタチまで進化すれば、いろんな場所に出かけることもハードルが低くなります。つまり固定的な就業時間という呪縛からの解放が理想です。今後の「働き方改革」の流れがどのようになるのか、にも依存しますが、こういう方向に進むと、いわゆる会社勤めの方でも、公私混同がもっとやりやすくなるはず。

公私混同では、時間の色分けは「混色化」し、一つになる

混色(こんしょく)、という言葉をご存じでしょうか? 最近「チコちゃんに叱られる!」でも取り上げていたので、記憶に新しい方もいると思いますが、

f:id:hide69oz:20190106004318p:plain

詳細説明:http://rock77.fc2web.com/main/color/color1-6.html

異なる色の面積がどんどん小さくなると、一色に見えてしまう、というアレです。(チコちゃんでは、ホコリが複数の色の繊維でできているのに、遠目には灰色に見える、という話でした)。公私混同していくと、時間配分がどんどん細切れになっていき、はた目から見ると仕事とプライベートの区別がつかない状態になるのではと思います。

これは持ち時間が仕事一色になる、ということではありません。仕事とプライベートを切り替えるのに必要な時間が不要になり、むしろ、プライベート色の強いことに費やす時間を増やすことになると思っています。

前述したマラソントライアスロンに入れ込んでいる人たちを例にとると、通勤時間や仕事の合間、更にはランチタイムにもちょっとしたトレーニングや体にいい食事、飲み物の摂取をして、スポーツに関わる時間を増やしていると思いますが、それと全く同じと考えればわかりやすいと思います。

あまり参考にならないかもですが、下記のような「旅をしながら仕事」というスタイルも、混色化の一つのカタチかも。

stilldayone.hatenablog.jp 

少数派、でもこういうスタイルがあってもいい!

環境的には少しづつ良くなっているとはいえ、まだまだ公私混同を貫くには、雇用形態や評価制度など、いろいろ整備されなければいけないことが多いのも事実。そして、全員に向いているスタイルとも言えないかもしれませんし、そもそも世の中の人全員がこのような公私混同タイプだと、それはそれで大変な気がします。ですが、この公私混同スタイルが向いている人も潜在的に結構いるのでは、と思っています。

そんな公私混同な人が、働き手の2割くらいを超えてくると、日本の「働き方改革」もますます面白くなってきそうです。もし、こうしたスタイルが合っていると感じたら、公私混同を促進する、アウトプット/ 期待値コントロール / 推薦者の獲得、の3つを意識的にやってみてはいかがでしょう?  少なくとも日常がちょっと面白くなることは保証しますよ!

パラレルキャリア月報 -- Dec 2018

2019年初めのブログは、2018年の月報最終版です。例によって、インターナルな打ち合わせやクローズドセッションは抜いています。

サムネは、12月1日の某会合で、#武闘派CIO 勢ぞろいの図。ちょっと変な圧がありますね(笑)

f:id:hide69oz:20190107004842p:plain

サマリー

12月は登壇や出張少なめで、来年に向けての仕込みミーティングの時間が多かったですね。そんな中、来年前半の目玉の一つ、5,000人近くが参加する大規模AIカンファレンス・ ABEJA SIX 2019 の申し込みサイトがオープン!

six.abejainc.com

今回は、3月4日(月)、5日(火)の2 Days で開催です。場所はAWS Summit Tokyo等も開催されている高輪プリンスホテル。私もセッションを持つ予定です。

ABEJA関連では、グーグル本社からの出資のニュース(私の知る限り、グーグル本社から出資を受けた日本のスタートアップはABEJAが初めてのはず)もあり、昨年以上に注目が高まっていることを感じます。

jp.techcrunch.com

AI関連にご興味のある方、業務に取り込まれている方は、ABEJA SIX 2019に、ぜひお越しを!

また、12月といえばアドベントカレンダーの季節。今年は、 CMC_Meetup と JP_Stripes で書かせていただきました!


<CMC_Meetup>

adventar.org

<JP_Stripes>

adventar.org

この二つで、一気に50件近いコンテンツが世に出るわけですから、アドベントカレンダーのコンテンツ生成力はやはり凄いですね。

あと、私は記事を書いていませんが、CircleCIでもアドベントカレンダーを実施。

<CircleCI>

qiita.com

CircleCIでは初のユーザーミートアップも12/3に開催できました。これは今後も継続開催の予定です。ハッシュタグ#CircleCIJP で。

togetter.com

 

最後にもう一つ。freeeさん主催の freee ビジネスキャッシュレスアワード にStripeとして協賛、及び審査員として参加していたのですが、めでたくStripeユーザーからは無人コンビニ・600さんと、代行運転の支払いをキャッシュレスでできるトラパンツさんがアワードを受賞。受賞企業の紹介はコチラを。

www.freee.co.jp

登壇ログ

INEVITABLE ja night Vol.7 (12/14) [Still Day One]

AWS時代に同僚だった、現・ソラコムのファウンダーにしてCEOである玉川 憲さんとの対談。テーマは「コネクティッド社会をめぐる不可避な流れ」で、昔話はほとんど無しで、未来志向での内容にフォーカス。

cloudplatformonline.com

実は、玉川さんとはAWS時代にも一緒に登壇したことはなかったはず。というわけで、初の公式対談楽しませていただきました。たぶん、対談内容のまとめが近々に出てくると思いますが、当日の進行スライドはコチラを。

www.slideshare.net

 

JP_Stripes  岡山キックオフ(12/15) [Stripe]

瀬戸内エリアでは、広島、松山についで、3つ目の開催地となる岡山でのキックオフ! 瀬戸内共栄圏ということなのか、広島、松山のJP_Stripes メンバーも参加しての開催となりました。

オープニングは、なんと日本円決済が対応されたばかりの Twilio Pay と Stripe の連携システムによる「電話でペイ」実演!

 

当日の会場費は、ホントにこの仕組みで支払いを行いました。発表されたばかりのソリューションを簡単に本番実装してくるコミュニティの実行力に脱帽です。

私を含めたメンバーの登壇資料へのリンクや、当日の模様については、こちらのJP_Stripes FBグループのスレッドにあります。

www.facebook.com

ツイートのまとめはコチラ。

togetter.com

 

JP_Stripes 松山 Vol.4 (12/22) [Stripe] 

スケジュールがあわなかったこともあり、自走開催していただいた松山で4回目となる JP_Stripes。私は登壇していませんが、ツイートでエア参戦させていただいています。

togetter.com

 

その他メディア露出

ミーミル:コミュニティマーケティングインタビュー(前編)

mimir-inc.biz

ミーミル:コミュニティマーケティングインタビュー(後編)

mimir-inc.biz

 

おまけ:数字で振り返る2018年

出張日数が結構ありますね。。。 ツイッターフェイスブックの投稿数も数えようかと思いましたが、ちょっと多すぎて断念

  • ブログ投稿数:32
  • 登壇イベント数:81
  • 出張日数:121

 

番外編:You are what you eat :-)

千駄木にて(肉と日本酒

f:id:hide69oz:20190107002212p:plain

神保町にて(成光

f:id:hide69oz:20190107001903p:plain

川崎北部市場にて

f:id:hide69oz:20190107003308p:plain

岡山にて(お好み焼き もり

f:id:hide69oz:20190107003436p:plain

岡山にて(味司 野村

f:id:hide69oz:20190107003519p:plain
白金高輪にて(尾崎隆幸 丼

f:id:hide69oz:20190107004310p:plain

自宅にて(20年目の結婚記念日!)

f:id:hide69oz:20190109111152p:plain

 



 



 

 

 

2018年ツーリングTOP5

このブログのタイトル「マーケティングエバンジェリズム、ときどき旅」にあるように、本来は旅よりマーケ要素が高いはずで、ブログもそのつもりで書いているんですが、アクセスランキングでいうと世の中からはマーケの人ではなく、圧倒的に「バイク、旅の人」として認知されていることがわかります。。。

f:id:hide69oz:20181231171912p:plain

というわけで開き直って、2018年最後のブログは、自分的バイク旅Top5を振り返ってみたいと思います。

TOP1:SSTR 2018 参戦

1位に挙げておきながら、この旅についてはブログを上げていないという矛盾。ですが、SSTRでのチェックポイントを経由するラリー的な長距離ランは、自分のスタイルに合ってる感がすごくあって、その後の「戻り鰹ラン」企画につながるほどインスパイアされています。

みんな別々の場所からスタートして、最後にゴール地点で合流するというフォーマットはイイですね。写真はゴール地点の石川県・千里浜での一枚。

f:id:hide69oz:20181231172932p:plain

その後、金沢で皆が走ってきたルート地図と地モノの刺身をサカナに飲むのが最高。2019年も出たいと思いますので、参加される方は一緒に金沢で飲みましょう!

f:id:hide69oz:20181231174222p:plain

帰りのルートも各自気ままに。私は長岡周りでバイク乗りの聖地・ニューハルピン詣でをしてきました。

f:id:hide69oz:20181231174432p:plain

2019年の日程やエントリー概要はまだオープンになっていませんが、気になる方はコチラをチェックしてください。

sstr.jp

 

TOP2:カツオを求めて高知まで800km!!

前述のSSTRにインスパイアされてはじめたのが、高知までバイクで走って、現地でみなとカツオの塩タタキを食べる! というラリー的ツーリング。

stilldayone.hatenablog.jp

 

初回は、全車(K1300R × 1  +  ゴールドウィング ×2)東京から出発してPoC(コンセプト検証)をしてみましたが、やはり面白い! 

f:id:hide69oz:20190101225443p:plain

そして、その後のカツオのタタキが最高です!

f:id:hide69oz:20190101225241p:plain

このPoCが8月末だったのですが評価も良かったので、本格的に戻り鰹シーズンに入る10月に、本番の「戻り鰹ラン」を実施。

この時は全員別の場所からスタートで、ゴールの夕陽の見えるカフェにバイク2台+クルマ2台がゴール!

f:id:hide69oz:20181231183113p:plain

 次回は、2019年の初鰹の時期にやります! 5月18日に開催される高知でのコミュニティイベントの前の日=2019年5月17日(金)に決行です! 参加を考えている方は、今からSave the Date を!

 

TOP3:九州までバイクでシュッシャ!

ヌーラボ社外取締役をしていることもあり、時々福岡本社にも行っているのですが、通常は飛行機で行くわけです。が、バイクで行けないこともないよなー、と思い始めたらがぜん行きたくなって行ったしまったのが4月。で、行ってきました!

 

ブログにもまとめてますよ。

stilldayone.hatenablog.jp

特に瀬戸内はバイクで走るのにいいコースが沢山。フォトジェニックな場所にも事欠きません。この写真は鞆の浦でレトロ風に。

https://www.instagram.com/p/Bh2b1yqFkVb/

An old port.

もちろん、夜の海の幸も素晴らしいです!

f:id:hide69oz:20181231182612p:plain


TOP4: #WeekendNightRiders シリーズ(夜走り)

今年から始めたスタイルで、家庭内稟議が通しやすい週末の夜に夜走り的ツーリングをWeekend Night Riders と称して主に首都高中心のコース取りでやっています。今シーズンも何度か開催しましたが、なかなか一つに絞り切れないので、シリーズものとして4位にランクインさせました。今のところ、空気が澄んだ日に当たっているので、夜景はいつも素晴らしいです! 夜走り好きの方がいれば、ぜひ行きましょう!

 

 

 

あ、夜走りの〆はラーメンと決まってます。

f:id:hide69oz:20181231212849p:plain

TOP5:北海道でテレワーク!

今年も行ってきました、北海道。今回はKTM1190 Adventure にコンテナ付だったので、2500㎞の行程にも関わらず過去最高に楽な行程でした。あと、北海道の方のアレンジで、キャンプも体験できて大満足のツアーに。

stilldayone.hatenablog.jp

キャンプでは、ベルの成吉思汗のたれを満喫です。

f:id:hide69oz:20190101230144p:plain

この旅も、仕事しながらの移動。ホテルでの仕事にはHDMIケーブルを持っていくと、最近のホテルにある大型液晶テレビをノートPCのモニターに使えておススメです!

 

おまけ

最近、エフハチ(BMW F800S)の登場が少ないなー、と思っていた方もいるかもですが、お察しの通りエフハチをKTM1190に入れ替えて、K1300Rとの2台体制にしています。

ガレージ前の2ショットもこんな感じから、

f:id:hide69oz:20181231185341p:plain

これに入れ替わりました。

f:id:hide69oz:20181231185654p:plain

これを3台にするのは至難の技な感じですが、気になるバイクは尽きないですね。。。

 

2018年も無事故だったので、2019年も安全運転で行きたいと思います。

それでは、皆さんも良い走りを!

 

パラレルキャリア月報 -- Nov 2018

11月の月報。なんとか年内に間に合いました! 例によって、インターナルな打ち合わせやクローズドセッションは抜いています。皆さんは今年のブログ、今年のうちにアップできてますか(笑)?

サムネ写真はコチラ。ランサーズさんのイベント後、渋谷のんべえ横丁でのアー写風な一枚。

f:id:hide69oz:20181231164032p:plain

サマリー

11月は #CMC_Meetup が2周年! 2年を振り返って、ブログも書いてみました。

stilldayone.hatenablog.jp

 

その他に、 #JBUG がABEJAで開催(登壇も!)されたり、#JP_Stripes に ヌーラボで登壇したりと、自分の支援企業やコミュ二ティがクロスオーバーな感じの月でしたね。

 

そして、11月からCircleCIのサポートにも入ることになりました。CI/CD界を盛り上げていきますよ。それにしても自分の白髪比率がスゴイ

CIrcleCIではいろいろTシャツがあって、上記のロゴパターンに加え、以下の2つのパターンも。

CircleCIユーザーで、まだTシャツゲットしていない方は、次回の #CircleCIJP ミートアップ(1/30開催)にぜひお越しを! ミートアップ詳細はコチラのFBグループで。

f:id:hide69oz:20181231103226j:plain

登壇ログ

Microsoft Tech Summit (11/6) [Still Day One]

2年前にでたセッションの「答え合わせセッション」という形式で、今回もMS Tech Summit にマイクロソフト西脇さん、LINE・砂金さんと一緒に登壇。今回も、西脇さんの進行でのライブ感あふれる内容になりました。GAFAの次は、Alibaba等の中国系に注目、というハナシになった(MSさんのイベントなのに!)のがぶっちゃけすぎて印象的。

 

また、2年後も「答え合わせセッション」やりましょう!

 

CMC_Meetup 東京 Vol.10 (11/12) [CMC_Meetup]

地方開催が続いていて、ちょっと間が空いてしまった東京で10回目となるCMC_Meetup。前述の通り、CMC_Meetup の初回は2年前の2016年11月が初開催で、まる2年たちましたがまだまだ成長中。この回も、「ファーストピン」をテーマに私を含めて10名のスピーカーが登壇! エントリーも170名越えと過去最大で、当日のツイートも1,000近くに!

togetter.com

2019年もますます拡大していく、#CMC_Meetup にご興味ある方は、コチラののFBグループにもご参加を。

www.facebook.com

 

JP_Stripes 東京 Vol.10 (11/13) [Stripe]

こちらも東京で10回目の開催となる #JP_Stripes 。SaaS特集ということで、Shifterでおなじみのデジタルキューブさんや、 Backlog/Cacoo/Typetalkのヌーラボなどが登壇。

サブスクリプションのプライシング設定の考え方や、他の決済代行からの移行とか、製品機能だけの勉強会では得られないナレッジが今回も盛りだくさん。

テーマ決めから講師調整までやっていただいている運営チームの皆さんには感謝しかないですね。まさに自走するコミュニティ。

togetter.com

 

土佐中・高等学校関東支部同窓会 学生・若手社会人交流会2018 (11/17) [Still Day One]

来年にはついに人口が70万人を下回る(世田谷区よる10万人以上少ない!)と予想される課題先進県・高知について、土佐高校OB/OGで語ろうという会合。

今回は、県庁の方ともども、講師側でお招きいただきました! 

www.slideshare.net

が、単に講演だけするのではなくアウトプットにつながるための仕掛けを! ということで、えんたくん(円卓状の段ボール)を投入しての 「高知県への観光客を増やす」手法を考えるワークショップも。

 

ここでの議論をもとに、高知へのLCC就航のメリットなどを私もブログにもまとめましたが、参加した人がみなこのようなアウトプットをすればムーブメントが更に加速すると思います。こうしたワークショップは、その後の行動がセットになっているかどうかがカギになりますねー。

stilldayone.hatenablog.jp

 

JP_Stripes 宮崎 Vol.2 (11/19) [Stripe] 

9月がキックオフだった宮崎で、早くも2回目の開催。今回も地元の方の登壇をはじめ、福岡からの登壇遠征組にも来ていただいて盛りだくさんの内容。懇親会では、決済の話題からマーケティング、グローバルビジネスの話にまで発展しました。やはり技術に「閉じない」コミュニティには拡がりがあると感じますね。で、こんな話が地方都市でちゃんとできるのもコミュニティの良いところ。

togetter.com

 

CMC_Meetup 京都 Vol.3 (11/20) [CMC_Meetup]

宮崎→大阪(伊丹)→京都と移動しての #CMC_Meetup 。京都では3回目となる今回は、プロダクトやサービスへの「愛」がテーマとなるセッションが続きました。

やはり製品愛はコミュニティの持続に不可欠ですね!

togetter.com

ちなみに、京都では運営グループが代替わり! コミュニティの新陳代謝、重要です。

 

JP_Stripes 京都 Vol.6(11/21) [Stripe]

地方開催では最多の6回目となるJP_Stripes 京都。今回はfreee さんをお招きしての、キャッシュレス全般に関わるセッションも取り入れてみました。また(会場を貸していただいた)Notaさんとはてなさんの技術交流が生まれそうで、こうした繋がりが生まれるところもコミュニティのだいご味。

freee さんにセッションしていただいた内容などは、こちらのブログにもまとめていただいてます!

note.mu

 

クライアントコミュニティミートアップ Vol.2 (11/26) [Still Day One]

ランサーズさん主催のクライアントコミュニティミートアップ ( #CCM ) の2回目の会合で、「自走するコミュニティ」をテーマに、元ペライチの 藤田彩月さんと共演。藤田さんとのセッションはお初だったのですが、コミュニティマーケを進める上での原則とか方向性がすごく近くてお話しやすかったです。

www.slideshare.net

当日の反応などは、こちらのグラレコ付きのまとめで。

note.mu

ツイートまとめはコチラ。

togetter.com

 

第99回 IT Search+スペシャセミナー (11/28) [Still Day One]

マイナビさん主催セミナーでの、コミュニティマーケティング概論のお話。最近は3つの原則 / 3つのレイヤー / 3つのステップ を使って説明することが多くなってますね。「3」は要点を伝えるのにちょうどいい、マジックナンバー

講演資料(PDF)のダウンロードも、下記レポートからできます。

news.mynavi.jp

Bigbeat 生おきゃく Vol.5 (11/29) [Still Day One]

コミュニティマーケティング界でも有名な、サクセスラボ株式会社 代表取締役弘子 ラザビィさんと、高校の先輩でありビッグビート社の社長である濱口さんとの対談によるカスタマーサクセス談義

この回は、会場からの質問も多くてインタラクティブに進みましたね。当日のサマリーはコチラに。

f:id:hide69oz:20181231103631p:plain

www.bigbeat.co.jp

 

INEVITABLE TV (11/29公開)[Still Day One]

GoogleさんのサポートでYouTubeで配信している INEVITABLE TV シリーズ。11月公開分は、パルコの林さんをお招きして「街×テクノロジーの不可避な流れ」をテーマにグーグル・丸山さんを交えてのトークを。

www.youtube.com

過去のINEVITABLE TVはコチラからご覧いただけます。

cloudplatformonline.com

 

【番外編】You are what you eat :-)

三軒茶屋にて(黒ノ坊

f:id:hide69oz:20181231161945p:plain

鴨川にて(いいとこ

f:id:hide69oz:20181231162133p:plain

五反田にて(おにやんま

f:id:hide69oz:20181231162222p:plain

たまプラーザにて(そば山吉

f:id:hide69oz:20181231162324p:plain

宮崎にて(東風屋

f:id:hide69oz:20181231163036p:plain

 京都にて(第一旭

f:id:hide69oz:20181231163223p:plain

澁谷にて(まぐろ処

f:id:hide69oz:20181231163419p:plain



祝・ジェットスター就航! LCCで行く高知・四国満喫プラン

全国交通費変形地図などでもわかるように、四国、とりわけ高知県は移動コストの高い地域として知られてきました。なので、四国に来たことはあっても、高知までは足を延ばしたことが:ない人が沢山いらっしゃるわけですが、そんな陸の孤島・高知についにLCCが就航。本日(2018年12月19日)より、成田と関空からそれぞれ1日1往復で就航が開始になりました!

é«ç¥å°±èªãé«ç¥ï½æ±äº¬ï¼æç°ï¼ï¼å¤§éªï¼é¢è¥¿ï¼çéï¿¥3,990ï½

www.jetstar.com

このLCC就航のインパクトと、思わず高知(四国)に行きたくなるコンテンツをご紹介します! 

どれくらい安くなったの?

 東京からの移動を考えると、ほとんどの人は飛行機一択(JRも安くないですし、そもそも時間がかかりすぎ!)だと思います。JALANAどちらも正規料金ですと往復7万円越え、早割とかでも往復4万円弱くらいになります。

これが、ジェットスターになると

f:id:hide69oz:20181219112352p:plain

と、最安値で選択すると、4,990円~のはずですが、Club Jetstar会員になれば3,990円! これだと往復8,000円以下も! 会員にならなくても4,990円なら往復1万円に収まります。これは革命的。

運賃が安くなると、何が変わるか?

一番変わるのは旅行者の期待値、ですね。これまでのように、高知往復の航空機チケットだけで、5万円~7万円くらいかかると、現地での食事や宿への期待値も高くなってしまいます。宿や美味しいものを入れるとなんだかんだで、1泊2日でもすぐに7~8万円コースになってしまう。これでは週末にふらっと遊びに行くにはハードルが高すぎます。それこそ韓国に行って焼肉三昧してもお釣りがくる金額。

これがジェットスターを使うと、日を選べば往復で1万円ちょっと。土日を挟んでも2万円以内で高知往復が可能になてきます。これなら、先ほど例に出した週末韓国焼肉ツアーに十分対抗できます。ちょっと美味しいカツオを食べに行く、坂本龍馬ゆかりの地を訪ねる、トロッコ列車四万十川を巡る、といったこともやりやすくなるわけですね。

交通費が安いと、ちょっとした食事や体験でも心理的なROIが高くなくなりますし、1回の旅行であれもこれも、、、と欲張らなくてよくなるので、結果的にリピート率が高くなります。なので、このLCC就航は、週末韓国や、週末北海道を楽しんでいた層を取り込むインパクトが十分にあるわけです。

高知のおススメ

せっかく、高知に来やすくなっても、初回の訪問で「これは!」という体験をしないと、心理的ROIも高まりませんし、なによりリピーターになりにくい訳です。

なので、観光客のLTV(ライフタイムバリュー)を上げるには、初回に鉄板のコースで満足いただくことが不可欠です。

その意味で、高知のコンテンツのトップオブトップは、やはりカツオの塩タタキではないかと思います。

f:id:hide69oz:20181126041525j:plain

高知っぽさを味わうには、ぜひ高知城下にある「ひろめ市場」のやいろ亭というお店に直行してください。ひろめ市場自体は様々なお店があり、それぞれ楽しみ方があるのですが、どこか一つ選べ!と言われると、やはりやいろ亭かと。だまされたと思って行ってみてください! 出来立てのカツオのたたきは当然ながら冷たくなく、温かい(藁焼きで火入れしているから当然)という事実に気づき、冷たいタタキしか知らなかった人は衝撃を受けること間違いなし、です。

tamkaism.com 

あと、はしごで高知屋台餃子の雄・安兵衛に行っていただくのもおススメです。本店的位置づけの屋台のほうでも、店舗形式の「いまどき安兵衛」でもそれぞれのスタイルでお楽しみいただけます。いまどき安兵衛では、冷えたビールがやかんでサーブされます。

f:id:hide69oz:20181126033504j:plain

ヘルシーな食べ物が良い方には、魚を使わない土佐田舎寿司も素晴らしいコンテンツになるかと思いますよ。

dailyportalz.jp

 

f:id:hide69oz:20181218163418p:plain

※上記サイトより転載

 龍馬ファンであれば、桂浜の坂本龍馬、鉄道ファンであればJRの四万十川方面のトロッコ列車や"四国新幹線"土佐くろしお鉄道の展望列車などもいいですね。

onigiriface.com

最近は、市内の路面電車が3重に交差する「トリプルクロス」という現象が話題の模様。

trafficnews.jp

四国満喫プラン(小島調べ)

高知にLCCが来た! というと、すぐに東京⇔高知往復でのプランになりがちですが、高知空港にもどらなければいけない行程だと、広い高知、いや四国のほんの一部しか楽しめないことになります。そこで、私のおススメは高知に入って、四国の他のジェットスター就航地(松山または高松)から東京に戻るコース(もちろん逆も可)。このほうが行程中に見て回れるエリアも広く、同じ道を戻るというムダが省けるので、効率的です。

高知県の観光関連部署の方も、高知に入って高知から帰る、ではなく四国4県での送客を考えたプランをぜひ考えて欲しいですね。

åå½MAP

そこで、私のおススメプランこちらに。もちろん逆コースでもいいですし、ほぼ同じルートをJR(主に予土線)を使っても行けますので、乗り鉄の方は下の路線図を参考に自分でプランしてみると楽しいかと。

 shinkansen0-5

<太平洋と瀬戸内の食と自然を満喫ドライブコース>

Day1:

今のところ成田→高知は1日1便なので、自動的にNRT 12:35 --> KCZ 14:30 で高知入り。

空港でレンタカーピックアップして、そのまま桂浜へ。定番の坂本龍馬像&坂本龍馬記念館をおさえましょう。

のんびりしていても、18:00頃には市内ホテルにチェックインできるはず。なお、市内のホテルは温泉完備でひろめ市場至近のドーミーイン高知がおススメです。

夜:ひろめ市場 やいろ亭でスタート(塩タタキ、ウツボのタタキ、土佐あかうし、等) → 居酒屋葉牡丹土佐巻きとオムライスを → 安兵衛の餃子とやかんビールで〆

f:id:hide69oz:20181219095223p:plain

ルート図

Day2:

ホテルで朝食・チェックアウト

※ドーミーインなら、カツオのたたき、カツオめしが楽しめます!
※もし日曜日なら、城下町筋で開催されている日曜市にぜひ。

市内を抜けて、横浪スカイラインへ。途中ビラ・サントリー二で地中海感を満喫。

f:id:hide69oz:20181219163654j:plain

横浪スカイラインを抜けて、須崎から「道の駅なぶら土佐佐賀」へ。ここで再びカツオを楽しめますので、ランチを。

f:id:hide69oz:20181219165751p:plain

※上記サイトの写真転載

道の駅から、四万十川沿いに走る国道381号線に。道中は、四万十川にかかる「沈下橋」をいくつも見ることができます。ただし、欄干がなくてすれ違いも難しい狭さなので、クルマで渡るときにはご用心を。

国道381号四万十川 絶景を走る 日本百名道

f:id:hide69oz:20181219164542p:plain

※上記サイトの写真転載

愛媛県に入り、大洲市を抜けて一気に瀬戸内側の国道378号へ。ここから海沿いに松山方面に走ります。そして見逃せないのが、鉄分多めの方には有名な下灘駅。ここは海にもっとも近い駅(に見える)場所としてしられていて、このコース取りですと、ちょうど夕陽が見えるタイミングかも。

以前、自分が訪ねたときはこの写真のように夕陽前だったのですが、「下灘駅 夕陽」で検索すると、いかに夕陽の名所かがわかるはず。

ここから海沿いに松山市へ。ホテルは松山市内をおススメします。

夕食:松山は瀬戸内海の幸がふんだんに楽しめます。高知のカツオやクジラ、(季節によっては)鮎と言った魚とはまた趣が違いますね。

仕上げはぜひ鯛めしで。鯛めしは、松山バージョンと宇和島バージョンがありますが、私は宇和島バージョンが好みです。

f:id:hide69oz:20181219171437j:plain

 全行程で、280km 位ありますので、ドライブ好きの人向け、ですね。

f:id:hide69oz:20181219173402p:plain

 ルート図

 

Day3:

路面電車道後温泉へ。6:00から営業していますので、朝風呂をお楽しみください。ちなみにタイミング良ければ市内はこんな列車も走ってます。

f:id:hide69oz:20181219171421j:plain

帰りのフライト時間によりますが、時間に余裕があればぜひ「しまなみ海道」まで足を延ばしてみてください。その名の通り、瀬戸内の景色を満喫できますよ。

f:id:hide69oz:20181219175614p:plain

ルート図 

帰りは松山空港でレンタカー返却して羽田へ。松山→成田は1日2便で、11:00発と15:45発です。せっかくなら午後発にして、瀬戸内も楽しんでいただきたいところ。

f:id:hide69oz:20181219173807p:plain

 

上記プランは2泊3日でドライブでの移動前提ですが、1泊2日の弾丸で、 ひたすら飲み倒す、ひたすら食い倒れる、というコースもアレンジ可能です。高知や四国に行ってみたい、という方はぜひご連絡を!

 

マーケターだからこそ陥りやすい、コミュニティマーケティング失敗に至る10のパターン

このブログは、コミュニティマーケティング Advent Calender Day3のエントリーです。

adventar.org

---

この2年ほど、様々な製品、サービスでのコミュニティマーケティングの支援、相談に関わることが多くなり、実はAWS時代よりもかなり経験値が上がってきています。その中で遭遇した、マーケターであるが故に陥りがちな「うまくいかない」パターンもはっきりしてきたので、まとめてみたいと思います。

この中の1つでも該当していると黄色信号、3つ以上該当するものがあれば、間違いなく赤信号な感じ。尚、基本的にはB2Bのケースということで見ていただければと。

f:id:hide69oz:20181203090409j:plain

インセンティブプログラムの導入

コミュ二ティマーケティングのキモは、サービスやブランドのファンが本心からその良さを語るからこそ、メッセージに力強さが生まれ、結果的に新規ユーザを多く獲得することにつながるところにあります。この「顧客の声」をもっと獲得しようとするときに陥るのがコミュニティ活動に金銭的な対価を支払うインセンティブプログラムを導入してしまうこと。インセンティブプログラム自体は、マーケティングではよくある手法ですが、コミュニティマーケティングとの相性は良くありません。具体的には、1)無償でアウトプットしてきたファンの熱を冷ましてしまう(多くの場合、コミュニティ活動とインセンティブ金額が釣り合わなく感じる、またはインセンティブが無い時にアウトプットをしたくなくなる)、2)ファンでもない人がインセンティブ目当てで、本心ではない(事実ではない)アウトプットをする、という2重のネガティブな行動を引き起こすことがあります。いずれも、コミュニティマーケティング最大の機能である「コンテンツ生成」力の質的、量的低下につながるので、悪手と言ってよいでしょう。

インフルエンサーマーケティングとの混同

コミュニティマーケティングは、口コミ的な伝播力を使うことから、該当サービスのファンでもないのに、ついインフルエンサーを使ってしまいたくなることがあるようです。有償でのインフルエンサー契約の場合、お金の切れ目が情報発信の切れ目となりますし、認知は得られても見込み顧客の共感が得られない(本当のファンではない人のコトバは、長期間にわたって響くことはない)ことになります。また、無償でコミュニティに引き入れることができたとしても、インフルエンサーは自分の「インフルエンス力」を増すために結果的にコミュニティの場を踏み台にしてしまうこともあるので注意が必要です。

コミュニティで大事なのは、インフルエンサーではなく、本当のファンであることを忘れてはいけません。まれに、本当のファンの中にインフルエンサーが混じることがありますが、あくまでもファンであることが主となります。

※コミュニティマーケティングとしてではなく、従来のマスマーケティングの1チャネルとしてインフルエンサーを使うのはアリだと思いますが、コミュニティマーケティングとは別物であることを忘れてはいけません。

③集客「数」からスタート

コミュニティを立ち上げる時には、どんな「関心軸」で人を集めようとしているのか、最初期から設計しておくことが重要です。セミナーやイベントのような感覚で、「まずは集客!」と始めてしまい、その後にコミュニティの方向性を決めようとしても、集めた人たちの関心軸がバラバラでまとまらないことも多くあります。まず集めるべきは人数ではなく、設定した関心軸に共感する人たちである必要があります。

④製品ローンチ前にスタート

意外とよく聞かれるのがコレ。前のめり過ぎて、製品がローンチしていないのに「コミュニティマーケティングをやりたい!」と言い出す現象です。製品ローンチ前や、ローンチしてても製品の熱心なファンがいない時期は、コミュニティマーケティングを始めるには早いと言えます。まずは、ユーザーの獲得、そしてそのユーザーの中で成功者を産み出すことが先決です。そういう意味では、コミュニティマーケティングの前に、きちんと製品ローンチを行い、カスタマーサクセスに専念することが先決ですね。

⑤既存ユーザだけに限定

参加者のコンテキストを合わせる上では、間違っていないように見えますし、多くの会社で既存ユーザを主体にしたユーザ会を組織していたりします。もちろん、こうしたユーザーとのエンゲージメントや製品へのフィードバック主体の会であれば全く問題ないのですが、「ユーザーが新規ユーザーを開拓する」というコミュニティマーケティングの目的からすると、これでは合致しない部分が多くあります。

下の図でいうと、ファネル上位の「見込み顧客に対するアプロ-チ」の部分ががかけてしまっていることになります。そのためには、コミュニティには既存だけでなく、見込み顧客も多く参加できるようにならなければスケールしないのです。

f:id:hide69oz:20181203105651p:plain

ちなみに、既存ユーザ主体のユーザ会を既にお持ちの企業の場合、これはそのまま継続して、オープンなコミュニティを新規に立ち上げる場合と、旧来のユーザー会を発展解消して、オープンなコミュニティに統合する場合の2パターンがあります。

⑥刈り取り系セミナーとの混同

これもよく見られるケース。見込みユーザー層が参加することから、よくある刈り取りセミナーのように案件にコンバージョンしたがる場合がありますが、これではスケールするマーケ施策になりません。コミュニティ参加者から、更に外部に向けて製品やサービスに関するコンテンツが生成されること(Sell through the Community) が重要なので、刈り取り型のセミナーのように参加者へのセリングを強くしては(Sell to the Community)マーケティング的な拡がりがなくなります。見込みユーザー層に対しては、コミュニティがあくまでもデマンドジェネレーションの場で、そのあとの案件化(リードクオリフィケイション)は、別のセミナーやキャンペーンを用意するようにしておきましょう。

※もちろん、参加者が導入の意向を示した場合は、営業的に対応するのは問題ありません。

f:id:hide69oz:20181203093028p:plain

⑦売上に直結したKPI設定

これも⑥と一緒によく起こる現象です。KPIの設定自体は、もちろん重要です。しかしコミュニティマーケティングのKPIとしては、生成されるコンテンツの数や、ミートアップへの新規参加者比率、さらにミートアップ自体の開催頻度やエリア拡大をおくべきですが、売上と直結するKPIが設定されることがあります。この手のKPIはあくまでも刈り取り型のセミナーやキャンペーンでカバーするもので、コミュニティマーケティングのKPIに置くと本来の目的から外れていく事になります。

⑧セッションコンテンツに頼った集客

セミナーであれば、スピーカーが誰か、どんなテーマを話すか、というセッションコンテンツが集客の大きなドライバーになりますが、コミュニティがある程度成長してくると、参加者同士が合えることに価値を見出してくるものです。なので、ミートアップの集客が毎回スピーカー頼みになるのは、まだコミュニティとして成熟しておらずセミナーの域を出ていない可能性が高いでしょう。スピーカーに関わらず、この場でコミュニティメンバー同士が会えることを参加目的にする人たちが一定数いないのは、コミュニティマーケティング的には厳しい状況と言えます。「学びたい」と「会いたい」がバランスするような運営をする必要があります。

⑨コミュニティ参加者をお客様扱い

ユーザーを丁重に扱うのはもちろん大事なことですが、ことコミュニティに関しては最終的に運営も含め自走してもらうことが理想的です。そのためには、コミュニティの場は自分の場として認識してもらい、主体的に動いてもらう必要があります。いつまでもお客様扱いしていると、自走がなかなか始まらないことになります。

⑩売上規模などの組織ヒエラルキーの適用

リード獲得時には必須でもある、参加者の所属企業の利用金額や予算規模がわかると、そうした数字が大きい人を優先対応しがちですが、コミュニティはあくまでも参加者の熱量が重要。個人>組織です。個人の熱量を無視して、会社規模などで登壇者やコミュニティリーダーを選んだりするとコミュニティ発展の芽を摘んでしまうことにつながりやすいです。(もちろん、熱量の高い人が、大企業に属している場合は問題なし)

組織のヒエラルキーではなく、個人の熱量を重視するようにしましょう。

 

いかがでしょう? 該当する項目がありましたか? コミュニティマーケティングの本来の目的や、マーケティングファネルにおける位置づけを誤ってしまうと、似て非なる活動になってしまうこともあります。今日のブログではDon't の部分にフォーカスしましたが、Doの部分については、こちらの資料もご参照ください。

www.slideshare.net

 

キャッシュレスをコミュニティで学ぶ -- JP_Stripes (または"しましま団")2年目の歩み

※このブログは、Stripe Advent Calender のDay 1 分のブログになります。

------

今年ほど「キャッシュレス」への世間一般の関心が大きくなった年もないのでは、と思うくらい日々メディアやイベントで「キャッシュレス」な話題が取り上げられるようになりました。私も2月に高校生起業家・山内さんとのキャッシュレス対談に始まり、

logmi.jp

年末に向けては、freee  / スマレジさん / LINE Pay 等の皆さんと一緒にStripeとして「ビジネスキャッシュレスアワード」(締め切り明日です!)を絶賛開催中

www.freee.co.jp

そういえば、昨夜もメルペイ、PayPal、Stripeと、決済系の3人で遅くまでキャッシュレス談義日高屋にて(笑)。

 

そんなキャッシュレスどっぷりな1年のなかで、自分の活動の中心を占めていたのが、オンライン決済プラットフォーム・Stripeのユーザーコミュニティ:JP_Stripesの活動。12月もまだいくつか開催予定を残していますが、今年だけでミートアップの数が27回。昨年の12回から一気に倍増です。開催都市も、今年新たに札幌、秋田、名古屋、宮崎、沖縄に拡大して昨年の6都市から計12都市と、こちらも倍増(今月、岡山も初開催予定なので、その時点で13都市に)。

f:id:hide69oz:20181201230046p:plain

JP_Stripes (Stripe ユーザーコミュニティ)公開グループ | Facebook


では、このコミュニティの拡大を支えたものは何か?

キャッシュレス、決済分野への関心

これは間違いなくありますね。Web系、業務系のデベロッパーやプロジェクトに関与している人は多数いますが、相対的に決済に関わる人はどの会社でも少ないものですが、その割には地方開催でも多くの人に参加いただいていると思います。それってStripeを既に使っている人だけでなく、「これから決済に関わるかも」と思っている方の参加も多いということ。で、実際Stripeをまだ触っていない状態でミートアップに参加された方が、次の会には触ってみた内容をLTしてくれる、といういい連鎖で参加者が増えてきましたね、で、実際に触った人からはStripeが持つDX(デベロッパーエクスペリエンス)の良さ、についてポジティブな評価をいただけているのも嬉しいところです。

リーダーグループの拡大

各地のコミュニティをリードしてくれているリーダーの方々の人数が増えて、横のつながりも増したのが大きな理由ですね。リーダーが増えたというのは、以下の2パターンがあります。

① 既存の支部に新リーダーが誕生

② 新しい支部と共に新リーダーが誕生

前者は、コミュニティに重要な新陳代謝を促すうえでも重要な要素ですね。特に8月以降の東京がほぼ毎月開催できたのは、リーダーの方々が持ち回りで開催オーナーになってくれたのが大きいと思います。

また、後者については、沖縄でJP_Stripes をリードしてくれている方が、宮崎でコミュニティリードをしてくれそうな人を紹介してくれて、そこからJP_Stripes 宮崎の開催に至る(今年、既に2回開催済)というようなケースも。既存のリーダーの方が紹介してくれる方は、やはり良いリーダー候補であることが多いので、この流れは大変ありがたいです。

また、5月に一度コミュニティリードしてくれている方を中心に東京のStripeオフィスに集まっていただいて、オフラインで横のつながりができたのも効果あったと思います。お互い、オフラインで会ったことがあるかどうかは、その後のネットワークやコラボレーションで大きな意味を持ちますね。

アウトプット! アウトプット!!   アウトプット!!!

結局はココかなーと思います。参加していただいた皆さんが、単に聞く側になるだけでなく、積極的にオフラインの場で発表や質問をしてくれるのに加え、ツイート、ブログといったオンラインでの外向きのアウトプットしてくれるのが大きいですね。

地方開催でも、最近は一回のミートアップで100ツイート以上アウトプットがあるのが普通になってきています。下記は、昨年のJP_Stripes 発足時からの昨日時点までの累計数字。

f:id:hide69oz:20181201220102p:plain

ちなみに、昨年末の数字と比べると、以下の通り。全般的にアウトプットが増えてますが、特にツイートの伸びが大きいことがわかります。

f:id:hide69oz:20181201222141p:plain

あと、発表スライドもほぼすべて共有していただけるのがありがたいですね。で、こうした発表スライドにも多くの方がアクセスするという良いサイクルが増えてきています。最近ですと、Tokyo Vol.10 での下記の登壇資料に2,800view 近いアクセスがあります。

www.slideshare.net

この資料でもわかるように、Stripeの機能そのものだけでなく、決済ビジネスを進める上で必要な情報やTIPSを得られるのも、コミュニティのいいところと言えますね。

毎回、スライドやツイートのまとめも、コミュニティ運営側の皆さんで準備されているのもありがたいです。

togetter.com

そうそう、どのミートアップも最後にはナナメ12度に手を上げる「しましま団のポーズ」で集合写真を撮ります。初めての人は、なかなか12度が決まらず苦労するヤツですね。手のあげ方で、リピーターかどうかがわかるようになっています。(嘘)

f:id:hide69oz:20181202211148j:plain

※JP_Stripes 沖縄 Vol.2 in 琉球銀行 での集合写真

まだまだ続くアウトプット

冒頭で書いた通り、このブログは Stripe のアドベントカレンダーの初日分です。というわけで、今日から25日まで、毎日Stripeに関するアウトプットが続々と。

f:id:hide69oz:20181201225303p:plain

Stripe Advent Calendar 2018 - Adventar

更に、来年2月~3月くらいには、全国のJP_Stripes な人が集まれる大型の全国イベントをやろうという話も進んでいます。こちらも詳細決まり次第ご案内しますが、ご興味ある方は JP_Stripes のFacebookグループにもぜひご参加を。

www.facebook.com

2019年は、今年以上に決済周りの動きが激しくなりそうです。こうした新しいトレンドを一人で追いかけるのはなかなか大変なので、ぜひ「学べて」「出会える」コミュニティの力を皆さんも使ってみてはいかがでしょうか? 多くの皆さんのご参加をお待ちしています!