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マーケティング、エバンジェリズム、ときどき旅。

ホントに自分がなりたいのはマーケターかエバンジェリストか、はたまた旅人なのかを徒然に書いていくブログです。

VR居酒屋... ではなく、VR体験座談会をやってみた話

先日、渋谷某所にて流通、小売り系の方々を中心にVRを体験して、その使いどころを皆で考える「VR体験座談会」を開催しました。当初想定より大幅に盛り上がったので、その模様を。

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仮想化から仮想現実へ

先月のエントリーでお伝えしたとおり、AWS後のキャリアとしてパラレルキャリアの道に進んだわけですが

stilldayone.hatenablog.jp

ここで選択した分野の一つがVR。仮想化(クラウド)から、仮想現実(VR)へとキャリアを進めることになりました。実際にVRの普及に携わるようになってから感じたことがVRという言葉は知っていても、実際のVR体験をしたことがない人が多いこと。

具体的には、VRって聞くと、こんな風に「VRゴーグルを付けている人」のイメージ(注:必ず口があいている)はすぐに思い浮かぶようなのですが

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実際にゴーグルの中ではどういうものを見えるのか、については理解が少ない感じですよね。

www.youtube.com

これって、5~6年前のクラウドの状況とすごく似ていると思うわけです。で、こういう新しい概念やサービスは、実際に体験したり、使っている人の声を聴かない限り、なかなか「自分ゴト」として捉えられないわけで。。。で、そんな状況を打破すべく、VRに興味がある、かつ比較的同じ属性の方々(小売り、流通でのデジタル施策を考えているエラい人)にお集まりいただき、実際にVR体験をしていただき、疑問点の解消や使いどころのアイデアなどについてディスカッションする「VR体験座談会」を開催してきました。

実際にVRを「体験」

というわけで、2月のとある日の夜、渋谷某所にて。。。

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当日は、20名を超える好奇心旺盛な方々にお集まりいただきました。ホントに多忙な皆さまなのに、お時間をいただけて感謝です。まずは、参加者の自己紹介からスタート!

 

VR体験のポイントや使いどころについても解説していきます。実際に、参加者の方にもVR体験していただきながら進行。どんな状況なのか、周りの人に実況中継しながら仮想現実体験の共有をしていきます。

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なかには、VR体験だけでなく、座談会中にVR作成ツール側を試す人も。クラウドを使ったVR制作環境なので、手元にPCとネットワークさえあれば、すぐに開始できます。ちなみに、かつてDreamWeaverFlashを触った人なら、かなりピンとくる使い勝手かも。

 

VRというと、いままでは映像系、写真系のバックグラウンドをもつ制作者のかたが多かったのですが、このInstaVRを使うといわゆるWeb系の人も、VRコンテンツを大量生産=安く、早く、簡単に作れる環境を用意できると思います。

技術でなく、エコシステムが重要

VRと聞くと、なんだか新しい技術のように聞こえますが、特殊機材を使った360°動画や、特定施設でのシミュレーション、ゲームのようなものは以前からありました。ですが、それが「特殊な」環境に閉じこもっている限りはエコシステムが大きくならず、普及やイノベーションが起きないわけです。例えば、昨年PPAPが大流行したわけですが、もし映像がまだ特殊なカメラを要求し、公開のためには映画館やTV放送が必要な時代だったら、PPAPのような「イノベーション」は起きなかったわけです。映像制作と配信のコストが限りなく小さくなった現代だからこそ、そのような経済的インパクトのあるクリエイションができるわけですよね。VRも同じように、制作コストや視聴環境にかかるコストが極小化していくのが必須なわけで、そのためには、VRに対する需要(発注者の数)、供給(制作者の数)、そしてそれを満たす(リーズナブルな)技術の3つが必要なのかな、と。この座談会で話されたビジネスアイデアは全部は公開できないんですが、熱気のあるディスカッションを見る限り、需要は確実に大きくなると確信しました。なので、それにこたえる供給者と技術のエコシステムが欠かせないですね。

ちなみに、昨今のAI、IoT、VR/AR/MRの高まりは、クラウドコンピューティングによって創造されたエコシステムが、モバイルとビッグデータのエコシステムを創り出し、その延長線上にあるものだと思っています。どの製品、技術が勝利するかは別にしても、このAI、IoT、VR/AR/MRへの流れは「不可避」な流れなのではないでしょうか?

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こちらは、最近の自分のプレゼンでよく使っているスライド。自分の中では、こうした不可避な流れのイメージになっています。

そして、VR居酒屋へ

実際の事例も紹介しながら、2時間の座談会はあっという間に時間切れ。場所を懇親会場に移して、熱気ある議論が続きます。

2次会は、渋谷にあるセンベロの名店「バッハ」。地下から4階まで、ぜんぶバッハです。

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アルコールと優良なVRコンテンツで、場はどんどんと白熱。

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いろんなVRギミックも紹介

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今回、初顔合わせのかたも多かった会ですが、コンテキスト(バックグラウンドやVRへの興味)が近かったこともあり、ディスカッションもかなりの熱量だったと思います。VRとは何?、から、VRをいつ?どこで?やるか、というところに発想が移った人も多かったかと。もし、自分の業界でもVR体験座談会をやってみたい、ということでしたらぜひお声がけください。VRゴーグル持参で伺いますよ!

この流通、小売り業界向けのVR体験座談会も2回目を企画しますので、今回参加された皆さまもぜひお楽しみに!