マーケティング、エバンジェリズム、ときどき旅。

ホントに自分がなりたいのはマーケターかエバンジェリストか、はたまた旅人なのかを徒然に書いていくブログです。

カタナと走った道

フォトジェニックなGSX400S カタナを手放してから、写真をいくつか見返していたんですが、いくつかまた走りに行きたい道を思いだしました。

また走りに行きたい遠くの快走路から、いつもの定番まで、カタナで走った中からいくつか気に入っているコースについて書いてみます。

 

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200km以上飽きが来ない快走路:北太平洋シーサイドライン

北海道随一の快走路と言っていいでしょう。この北太平洋シーサイドラインは、今年の北海道ツーリングで初めて走ったのですが、記憶に鮮明に残るコースです。帯広の先の浦幌町あたりから、海沿いに釧路を抜けて、厚岸、霧多布、根室を経て、日本最東端の納沙布岬へと続く250km近いコース。道中は交通量も少なく適度なアップダウンのハイスピードワインディングロードです。で、その道もいいのですが、海沿いの景色が日本離れしてます。走ったことがないので、完全に想像の世界ですがイギリスの海岸線やマン島的風景とでも言いましょうか。高い木が少なく、見通しのいい草原の中のワインディングが海沿いに展開されているわけで。もちろん、時折現れる市街地に近づかない限り、信号なしの区間がずっと続きます。

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北海道にはいろいろ走るべき道はありますが、この250kmものコースの全線がほぼ快走路という素晴らしいコースで、自分の中ではピカイチですね。来年もぜひ走りに行きたいです。

タイトコーナーはほとんどないので、ツアラーからアメリカンまできっと楽しめるコースかと。ひとりで走っていると、ついついペースが上がってしまうので、こんどは数人のツーリングでコースを味わいながら走ってみたいですね。

 

国道最高地点を超える峠越えルート:万座ハイウェイ → 渋峠(日本国道最高地点) → 横手山 → 志賀高原

ザ・峠越えを実感できるルート。昨年、太平洋から日本海まで一気に走るツーリングを慣行した時の、太平洋側から日本海側に超えたときのルートです。この前後にも碓氷峠日本ロマンチック街道など有名どころはありますが、万座ハイウェイから一気に駆け上がり、日本最高地点を超えていくこのルートは、峠越えの気分を存分に味あわせてくれます。峠では、条件がよければ眼下に雲海が広がるようなことも。

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ここを楽しむにはそこそこパワーのあるエンジンと、タイトコーナーもこなせるハンドリングのあるバイクのほうがいいでしょう。カタナはある意味ベストマッチでしたが、今度の新機種ではどうなるか。近いうちに試しに行かないといけませんね。 

 

いつもの定番:東名・川崎インター → 東京ニュル周回(C1→9号→湾岸→11号→C1) → 湾岸 → 第三京浜・都築インター

空いている休日の朝や、夜に走ることが多い、いわゆる朝練、夜練の定番コース。家の近くの東名川崎インターから入って、首都高をぐるっと回り、湾岸に抜けてベイブリッジから第三京浜の都築インターに帰ってくるコースですが、首都高を単純にC1周回にするのではなく、いわゆる「東京ニュル」的にまわるコース。単純なC1周回よりも個人的には好みです。この東京ニュルを1周半回って湾岸に抜けて帰るのが定番で、時間がなければレインボーブリッジ(11号)を渡らずに湾岸でそのまま帰ってくるルート。空気が澄んだ夜は夜景がすごくきれいで走っていて楽しいです。

ちなみに「東京ニュル」は、湾岸ミッドミッドナイト C1ランナーで出てくるコース設定です。首都高速のルートを組み合わせて、ヨーロッパの名サーキット「ニュルブルクリンク」に模したコース長(約20km)を設定するとは、なかなか考えてますよね。

東京ニュルのルートマップはこちらを。

latlonglab.yahoo.co.jp

夜に走るとこんな感じ。(私の動画ではないです)

www.youtube.com

海外には、こんな道ははないと思いますので極めて日本的なコースといえます。首都高のコースラインがすでに高速道路設計の常識を逸したワインディングと高低差ですし(つまりアブナイ)。湾岸、第三京浜での帰りに大黒PAや都築PAで、普段は飲まない缶コーヒーで一息入れるのが、お決まりのパターンです。

横浜の港北エリアに住んでいる方にはおススメのコースなので、ぜひ。

番外:MAZDAスカイラウンジ(旧:大観山レストハウス

コースは問いません。小田厚経由でアプローチしても、圏央道西湘バイパス経由でアプローチしてもいいですし、スカイラウンジまでの上りもターンパイク、箱根新道、椿ライン、どれをとっても楽しめます。つまりどのルートでアクセスしても面白く、行きと帰りのコースも自由に組み合わせできます。

で、目的はスカイラウンジの駐車場に集うバイクやスポーツカーに、カタナを並べて眺めること。天気がよければ太平洋も芦ノ湖、富士山も望めるので、更にGoodです。

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時間があれば、そのあと芦ノ湖スカイラインや伊豆スカイラインにも足を延ばせるので、まずはスカイラウンジまで行って、そのあとは天気や気分で延長コースを選ぶのも愉しいエリア。バイク乗りの皆さんには定番だとは思いますが、やはり定番には定番たる実力がありますね。

スカイラウンジのサイトを見ると、貸し切りもできそうなので、仲間内でのミーティングや走行会とかやっても面白そうです。

 

今年も残り少なくなってきましたが、新しい愛機と、どれだけ新しいコースを開拓できるかいまから楽しみです。ちなみに新しい愛機はこちら。

https://www.instagram.com/p/BMBVDjtgNbZ/

Freude am Fahren -- BMW F800S.

 

近いうちに、こちらのインプレも書いてみます。